えーっと、


何を今さら?



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勤務医:7割が週48時間以上労働 病院会調査で明らかに

毎日新聞 2007年4月10日 15時00分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070410k0000e040069000c.html

 全国で働く勤務医の7割以上は、夜勤当直を除く1週間の勤務時間が、法定の40時間を大幅に超えて48時間以上に達していることが10日、社団法人日本病院会の調査で明らかになった。医療過誤の原因として「過労」と答えた医師も7割に上っている。過労によるうつ病で自殺した小児科医(当時44歳)について先月、東京地裁で労災適用を認める判決が出たが、医療現場で広く同様の過酷な勤務実態があることを裏付ける内容。厚生労働省は医師不足への本格的な対策を迫られている。

 調査は昨年7月、全国2535病院を対象に行い、5635人の勤務医から回答を得た。結果は10日夕、厚労省の「地域医療支援中央会議」で報告される。

 1週間の勤務時間を聞いたところ、「48~56時間未満」が26.1%(1469人)で最も多く、▽64時間以上=23.2%(1307人)▽56~64時間未満=20.8%(1173人)と続く。週48時間以上働いている勤務医は計70.1%に達する一方、法定の「40時間未満」は4.1%(229人)にとどまっている。

 「夜間当直をする」と答えたのは71.6%(4034人)。月の夜勤当直回数は、▽3~4回=40.8%(1645人)▽5回以上=17.1%(688人)で、「2回以内」は41.9%(1692人)だった。また、宿直勤務をした医師の88.7%が、「忙しさと無関係に翌日も通常勤務せざるを得ない」と答えた。勤務時間、当直回数は、年齢や病院の規模による差はなかった。

 医療過誤の原因(複数回答可)については、「過剰勤務のために慢性的に疲労している」を挙げた人が71.3%(4015人)を占めた。医師不足の要因(同)についても、「過酷な労働環境」と答えた人が61.0%(3435人)で最も多かった。【坂口裕彦】
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日々、過酷な労働を強いられる医師。


小さなミス、


あるいは医学的には全くミスしていなくても


結果が悪いだけで


医療裁判にかけられる危険性のある職場。







そんな医師の努力を


奈良県で後ろから叩き落すように


報道したのが毎日新聞、青木記者(1)。




報道のため、


産婦人科の大淀病院は


産科を閉鎖してしまいました。


そのため奈良県南部では


出産する病院がなくなってしまいました。







青木記者はご自身が妊娠中との事。


自分は奈良県ではなく大阪で出産予定との事。


どうなったんでしょうね。









いつも思うのは


マスコミの無責任報道と


それを忘れたかのような


反省のない


報道の連鎖が


どれほど正常なシステムを破壊しているかです。



もう、あきれてものが言えませんけど。






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(1)

【奈良・妊婦死亡 目次】

http://ameblo.jp/med/entry-10019702050.html