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伊関友伸のブログ

「医師の地方勤務、義務付け不可欠」 札幌で医療考えるつどい  

http://iseki77.blog65.fc2.com/blog-entry-909.html#more



です。


いつも大変お世話になっております。








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「医師の地方勤務、義務付け不可欠」 札幌で医療考えるつどい   

北海道新聞 2007/02/25 07:56
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20070225&j=0045&k=200702258119


 医師不足問題などを話し合う「地域医療を考える道民のつどい」が二十四日、札幌市中央区で開かれた。

 地域の医師不足が深刻化する中、解決策を探るのが狙い。川崎市立井田病院の鈴木厚医師が基調講演したのち、鈴木氏や空知管内奈井江町の北良治町長ら六人によるシンポジウム「どうする北海道の地域医療」が行われた。

 北町長は、地域医療を目指す医学生への奨学金制度に道が積極的でなかったことなどを批判。鈴木氏は「札幌医大は道が金を出してるのだから道内に残る学生だけを入学させるべきだ」と主張した。

 札医大の山本和利教授は「医師や医学生は地域に背を向けている。(地方勤務を)義務付けないと、ここまで壊れてしまったものはどうにもならない」などと訴えた。

 参加した医師らからは「地域への医師の配置数を道医療対策協議会で決めるべきだ」「医師の集約化を進めないと最低限の医療さえ守れない。行政や大学、病院が連携して急いで欲しい」などの声があがった。

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文中の山本教授は、


地域医療総合医学講座の教授のようです。

http://web.sapmed.ac.jp/chiiki/member/yama.htm


なんだか、


こんなことを


公の場で言ってもいいのでしょうか?


教授としての資質に問題はないのでしょうか?










北海道新聞は


どうしても


「医師の地方義務化」


を訴えたいのですね。





以前にも言いましたが、



日本国憲法を読んだことないのでしょうか?


第18条 何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。

第22条 何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。





北海道新聞は憲法違反を叫ぶ 「医師引き揚げ*地方の患者を誰が診る」

http://ameblo.jp/med/entry-10025012269.html






それとも、医師は住む自由すら


得られない人間だと?





地方勤務義務化は、


1年ほど前に話題に上り、


検討した結果、憲法や法律上


行うことが困難だということで、


結論した


すっかり時代遅れの考えだと思います。










それほど地方に医師を派遣したいなら、


国あるいは都道府県、市町村で


地方でドンドン働きます、


という医師を雇えばよいのです。







下手に、規制をかけたり


義務化などと、全く費用がかからない方法を


選ぶのはあまりに安易ではないでしょうか?











「金は一銭も出す気はないけど、


僻地に医者がいないのは困る。


だから、法律で『地方義務』にしちゃえばいい。


金もかからないし、医者は絶対に来る」





その前に、医師の基本的人権が


無視されているのですけど。






そうでなくても、過労死や自殺などの


激烈に悪い労働環境が


問題になっているのに。









北海道新聞はそれでも


憲法違反を叫ぶのですね。









本当に認識不足で言っているとしたら


めちゃくちゃ恥ずかしいことですし、


確信犯だとしたら、悪意に満ちた


ひどい世論の誘導だと思われます。