Matimulog

juge藤山雅行裁判長のお話


http://matimura.cocolog-nifty.com/matimulog/2007/01/juge_1e70.html


というブログで


ありがたい

藤山雅行裁判長

の御講演内容が

あります。


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昨日、南山大学法科大学院で、かの著名な藤山雅行裁判長が講演をされた。
事前の準備段階で、加藤良夫弁護士が聴衆の集まりを心配されていたが、杞憂もいいところで、80人教室に入りきれずに補助椅子を用意することになった。まあ大体現在の在校生に限っても入りきらないのだが、外部にも細々とながら公開していたので、当然といえば当然である。


講演の演題は「裁判所からみた医事関係訴訟」
東京地裁医療集中部におられる藤山部長だけに、現場のナマの話がビビッドに伝わった。

特に藤山部長が何度も強調されたのは、レベルの高い解決を目指すべきだということである。
構造的情報偏在(という言葉は藤山部長は使われなかったが)の典型である医療事故訴訟では、原告患者側に証明責任がある事項について被告医師側に情報が集中し、それを積極的に明らかにしていかないと、よく分からないまま終わりということになる。被告医師側が、原告側の主張は特定不十分だから明確にせよと求釈明するに終始して具体的事実経過を説明しようとしないと、具体的事実関係が明らかにならないまま、原告敗訴の結論だけが出る。それはとてもレベルの低い争いであり、それでは訴訟の目的を達したとはいえないというのが藤山部長の考え方だ。


もちろん原告患者側の弁護士にも、提訴前の準備の充実を説いていた。実際、患者本人や遺族が有する資料も、生前の写真とか問題治療前後の写真とか、あるいは元気な頃のビデオとか、メモとか日記とか、そういったものも裁判所が促すと「あるかもしれませんね、調べます」という弁護士がいるらしい。
前医・後医の診療記録が重要なことはいうまでもないが、搬送中の救急車内の記録も、一度文書提出命令がかかったことがあったが、その後はスムーズに任意提出が期待できるということのようである。


その上で、被告医療側代理人には顛末報告義務の訴訟上の実践として、診療経過の具体的説明を強く求めていた。
 正しい医療が行われていたのであれば、そのことを堂々と主張すればよいし、仮に間違った医療が行われたのであれば、その原因を明らかにしてどうすればよかったのかを考えることが、その是正を図る絶好の機会でもある。訴訟の場もそのような機会の一つだというわけである。
 さらに過失がない場合であっても、100点満点ではないということであれば和解による解決も考えられる。具体的事実が解明された上での最良な選択を模索するというのが、藤山部長のいうレベルの高い解決ということであろう。


後半は、医師の説明義務に関連する最近の問題を、これまた分かりやすく解説されていた。
その中で一つ強調されていた点は、患者の自己決定権のはき違え事例に対する警戒である。
最近の医療関係者の言動では、患者に選択を任せてしまって、医師の立場での最良の診療方針を示すことを怠る傾向があるという。下手に診療方針を示すと、思うような結果が出なかったときに責任を追及され、しかも患者から他の方法を選ぶ機会を奪ったなどといわれかねないので、考えられる選択肢をただ並列的に並べて患者に選ばせて、その選択結果には医師は責任を持たないという、そういう傾向である。

#サイバーノーガード戦法を思い出してしまったが、メディカルノーガード戦法とでもいうべきか。

このようなノーガード戦法は、それ自体、よりよい療法を患者に分かる形で説明すべき義務を尽くしたとはいえないというのが藤山部長の評価で、そのことを医療関係者に伝えたいということであった。


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ちょっと


血管切れそうな内容もありますが(苦笑)。










岡山の家族が


東京で、


何度も提訴と取り下げを


繰り返してでも


担当して欲しい


藤山雅行裁判長。








彼の司法判断が


現場での医療をどれだけ


苦しめているか


やはり分かっていないようです。

















誰のせいで


医療崩壊していると思っているんだ?


全く他人事のようで


恐ろしい限りです。


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エース健在 藤山雅行裁判長&毎日新聞 岡山 IVH 事件

http://ameblo.jp/med/entry-10020444281.html



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詠み人知らず


国破三課在  国破れて三課在り

   国は敗訴してしまったのは三課が健在なためだ。

藤赤迷妄深  藤赤にして迷妄深し  

   ○山は赤色に染まり迷妄が深い。

感左嘘濺勝  左に感じては嘘にも勝ち濺ぎ    

   左側の人間と見るや愚かな訴えでも勝訴させる。

恨医匪驚心  医を恨んでは匪にも心を驚かす  

   医者も恨んでおり匪賊のような連中の訴えに心を動かされる。

逃火連三重  逃火 三重に連なり          

   三重から上がった逃散の火の手がここにも続いてやってきた。

判書脱萬金  判書 万金をうばう           

   判決の文書によって多額の賠償金を持っていかれる。

赤頭掻更火  赤頭掻けば更に燃え         

   赤い脳みそから無理してひり出すのは火病だけだ。

渾欲不勝匪  ただ欲す 匪の勝たざらんを    

   上級審でDQN敗訴する事をただ願うばかりだ。