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伊関友伸のブログ


治療費未払い病院圧迫 自己負担増響く 5年前から倍増の例も
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いつも大変お世話になっております。



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治療費未払い病院圧迫 自己負担増響く 5年前から倍増の例も

2006/12/04 07:17

北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20061204&j=0045&k=200612040348



 道内の病院で、患者や家族が診療や入院などの治療費の自己負担分を病院に支払わない「未収金」が大きな問題となっている。平均で年間五百万円を超えるという実態調査も明らかに。医療制度改革による自己負担引き上げや、雇用の不安定化、患者のモラルの低下などが未収金の増加につながっていると関係者はみる。病院側は、治療費の分割払いの相談や専門の業者に未収金の回収を委託するなど回収に力を入れるが、これといった決め手がなく、頭を痛めている。近年の医師や看護師不足による人件費の高騰などから来年はさらに病院経営を圧迫するのは避けられない情勢だ。


 札幌市東区の脳神経外科の専門病院。同病院では、医療制度改革でサラリーマンの自己負担が二割から三割に増えた二○○三年四月ごろから未収金が目立ち始めた。

 ○一年四月の一カ月間に外来窓口で発生した未収金(入院費は除く)は百十万円。○三年四月は百七十万円に増えた。同年はひと月の未収金が二百万円を超す月もあった。今年四月の未収金は二百五十万円と、五年前の倍以上にも増えた。

 同病院は患者が払いやすいように、分割払いや支払い延期の相談にすすんで応じている。

 しかし「長期入院中に解雇され、無保険者となり、退院後、連絡がとれなくなる人も少なくない」と同病院の事務部長は嘆く。


 一方で、支払い能力があるにもかかわらず、治療費を払わない患者や家族も増えている。

 未収金問題に積極的に取り組む、リハビリ治療が専門の苫小牧市内の病院でも未収金は増加傾向にある。患者は高齢者が多く、年金受給者の親が入院中に、子どもが親の年金を受けとって生活費に充ててしまい、親が退院後に入院費を払えなくなるケースも決して少なくない。

 この二つの病院では、回収困難な未収金の一部について債権回収の専門業者に委託している。


 未収金は会計上は利益扱いとなり、課税対象となるだけに、民間病院の経営を脅かす存在だ。

 市立札幌病院でも、診療費未収金の累積が今年九月末現在で二億三千八百万円となったことが明らかになっている。「生活が苦しい」などの理由で支払いに苦しむ患者が後を絶たず、○五年度末の二億二千四百万円から一千四百万円増加した。

 全日本病院協会副会長を務める西澤寛俊・西岡病院理事長(札幌市豊平区)は「全道的に病院経営が厳しさを増す中、未収金の与える影響は年々大きくなっている。健康保険法では、不払い患者への督促など病院が一定以上の努力をすれば、患者が加入する公的保険に不払い金を請求できる規定がある。病院側の回収努力と合わせて、この規定を真剣に考える時期に来ている」と話している。


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北海道に限らず全国的に


治療費踏み倒しは

かなり問題になっています。



<例1>


レストランで


食事をして


お金を払わなかった。


食べないと死ぬほどおなかがすいていた。


でも、警察に逮捕された。





<例2>


急病で病院に行った。


死ぬほどではなかったけど、


お金も持っていたけど


お金は払わなかった。


督促状が来たけど


なんだか大丈夫みたい。




なんで病院は踏み倒されても


耐え忍ばなくてはいけないのでしょう?





僻地救急をやっていると、


「治療費を払わない一族」とか、


「赤ちゃんを産み逃げする母親」とか


「お金持ちの治療費踏み倒し」とか


本当にいろいろあります。



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アメリカでは、


お金がなくて民間保険に入っていないと


交通事故などにあったときに命にかかわります。





交通事故のとき、


身元確認のため財布を開けますが、


多くのアメリカ人は、お財布に


保険証も一緒に入れています。




保険証があると普通の病院に運ばれますが、


保険証がないと、お金がない人のための


慈善病院に運ばれ、命にかかわることがあります。





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医療が命にかかわる、


と言っても、


食事も命にかかわります。





命にかかわると言って


最高級料亭でご飯を食べて


踏み倒していいのでしょうか?


料亭はただ食いを黙って


みているしかないのでしょうか?






でも、いま病院は


最高の治療をしないと訴えられ、




最高の治療を受けた後、


患者は医療費を踏み倒して行きます。






これは正しいことですか?


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せっかく国民皆保険という


世界に誇るような


素晴らしい制度があるのですから、


これを崩壊させることは


とてももったいないと思います。





しかし、


政府は道路や公共事業にはお金を出すけど


医療にはお金を出さない、


と決めています。





このままなら病院は


どんどん


つぶれるだけです。


それも国の方針なんです。




住民の皆さん、


医師や病院に文句を言わず


国に言ってください。


医療崩壊、病院減らしは


国策ですから。