【じわじわと】僻地医療の自爆燃料を語る28【表面化
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1154759678/l50
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1154759678/341
最近話題の兵庫県中部の公立病院
院長が、
「最近の若い医者には過労死するくらいの覚悟でやるやつは おらんのか!」
と気違い発言
偶然かもしれんが、同じ兵庫県中部の別の公立病院でも総務部長が
「医者は適当に過労で死んでくれる方が好都合」
とまたまた気違い発言
この地域から医者は総引き上げするべきだな
滅亡させるべき公立病院一覧
西脇市民病院、加西市民病院、小野市民病院、三木市民病院
兵庫県立柏原病院、公立社病院
-----------------------------------
ほんとうに、バカにつける薬はない、という事ですね。
まじめな勤務医を
とことんこき使う上層部と事務、行政
という簡単な図式です。
何故そういいきれるか?
ですか。
それは、
いままでの主戦力だった指導医レヴェルの勤務医は
超荷重労働+あまりにリスクが高すぎる勤務医生活に
見切りをつけ、
1.開業
2.もっと安全でリスクの低い都会の病院へ逃散
3.前線で戦わない(リスクの低い)院長などの役職につく
など、すっかり自分の安全を確保する第2の人生を歩み始め、
現場から姿を消しています。
どうしてそうなるか?
それは
「勤務は超過重労働。
リスクはあまりに高い。
そのうえ、どんどん医療改革で
医師の仕事だけは増えるが、収入は減らされていく。
これでは僻地勤務は全く割に合わない」
と多くの医師が感じているからです。
どんどん指導する熟練レヴェルを失って
若い未熟な者を前線に出すって、
第2次世界大戦とおんなじです。
精神論だけ叫んでいるのも同じです。
最近の医師は若者基質で都会に行く、
とした記事がありました。
でも、そういう皆さんはどこに住んでいるんでしょうね?
なぜ医師だけが、
● 労働基準法を無視した過重労働を強いられ
● 高いリスクで非常に安価な医療を提供し
● 一度問題があれば、医学的なことは無視して逮捕され
刑事、民事、そして行政罰のトリプルコンボを食らうのでしょう。
いずれにせよ、
自分たちのことしか考えていない行政や国民のしわ寄せで
我々医師は重要な熟練医師を前線から失いました。
工業の分野でも、医療の分野でも
たぶんこうして「世界水準だった」世代と
これからの世代との格差が開いていくのでしょう。
技術を継承できないところまで来てしまっています。