1/100のガンダムやザクでは設定画の形状やバランスに改修して、尚且つ関節に可動部を仕込むのだが、その前段階として1/144ガンダムではMSVのプロトタイプガンダムとHGガンダムを使って、「固定ポーズで設定画の形状・バランスに改修する」作業を行っている。

で、1/144ザクではそれとは別に、「キットの外観のまま、関節の試作モデル」を作ろうと思う。つまりだ、キットのままの設定とかけ離れたバランスをいじらずにそのまま作って、関節部だけいじると言うことだ。



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そこで用意したのがこのキット。

なんで06Rかと言うと、デザイン的な制約を受けて、ザクプラモの中で一番関節が動かない物だからだ。


どの程度動かないかを、最新のキットと比較してみた。



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比較に使ったのは、MGのVer2.0とHGUCだ。



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まずは腕の比較。さすがにMGは肘が二重関節になっていて、ほとんど180度曲がるが、一重関節のHGUCは90度ちょっとだ。旧キットは90度も曲がらない。



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続いて脚。元々ザク系は足首が大して曲がらないのだが、06Rは膝も大して曲がらない。MG・HGUCともに二重関節を使ってこの程度だ。旧キットにいたっては動く意味がさほど感じられないくらいに曲がらない。


キットのバランスのまま使うので、関節の制限は結構受けるだろうが、せめてHGUC程度に動くようにはしたいものだ。



問題はこのザクを何色で塗るかだな。