2014.12.14、ヌープラス赤坂にて家族支援教室シーズン2第2回が開催されました!
今回は「機能分析」を中心に「ポジティブなコミュニケーション」の練習も行いました。

「機能分析」とは、行動には機能(理由)があるという考え方です。
行動に良い結果が伴えばその行動は増えます。
行動に悪い結果が伴えばその行動は減ります。
暴力、無視などの問題行動が続く理由は、何らかの良い結果が伴っているのです。
例えば暴力、無視をすることで、悶々と考えることから解放されます。
しかしその解放は一時的であり、根本的な解決には至りません。
問題は続くのです。


(スタッフ打ち合わせ中の様子)

不登校ひきこもりの当事者自らが変わろうとアクションを起こすきっかけ作りを目指して家族支援教室のプログラムは構成されています。

ポジティブなコミュニケーションは変化のきっかけとなる「悶々と考えること」を持続させることがきます。
ネガティブなコミュニケーションは「悶々と考えること」を減らしてしまう悪い効果があるのです。

家族支援教室参加のご家族は、ワークや座学等、積極的に参加してくださいました。
そのお姿を不登校ひきこもりの当事者の方々に伝えたいな、と思いました。

次回は1月25日。
徹底的に「ポジティブなコミュニケーション」を練習します。
実際に日々の生活で使えることを目指します!

なお、この家族支援教室は科学研究費補助金事業における「不登校・ひきこもりの長期化事例を訪問支援へつなげる家族支援研究(課題番号:26870003,代表者:齋藤暢一朗)」の一環として行われています。


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NPO法人メンタル・コミュニケーション・リサーチは
不登校やひきこもりのお子さんへのこころの家庭教師(ST)の派遣を行っております。
詳しくはこちら
http://www.mcr-npo.com/
から、ホームページをご覧ください。
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