ハウフルス賛歌
テレビ大好きの自分。
仕事量にも、勉強量にも、家事量にも挫けず、ハイテクを駆使してまで、相変わらず沢山の番組を頑張って見ている。(バカだね・・・)
定番録画する番組は、自然と定まっているが、その中に「ハウフルス」という会社が制作している番組が多く含まれている、という事に、後から気づいた。
具体的には、テレ東「アド街ック天国」、TBS「チューボーですよ」、テレ朝「タモリ倶楽部」である。
これらは、個別に番組として好きだったのだが、後から、「何か同じテイストである」と感じ、注意して考えてみたところ「ハウフルス」制作という共通項に気がついた。
そもそも、どの番組もナレーターとして武田広が起用されている。この武田氏のナレーション、好きです。
(調べてみると、武田氏はハウフルスの専従というわけではないようだ。そしてこの人、BLOGやってる。なんか、ちょっと気が向いて調べるだけでここまで分かるWEB時代は凄いね)
それから、ハウフルスに対して絶賛したいのは、短い映像のBGMに手抜きせずにこだわっているところ。
★タモリのクローズアップシーンで「ミスタータンバリンマン」 ♪タンバリー♪のところが♪タモリー♪の空耳に聞こえるのを活用は、定番だが
★料理屋を取り上げ、鰤(ぶり)の料理を映したBGMが「ブリトニー・スピアーズの曲」だったり
★「滝」を訪れたタモリ倶楽部でのロケシーンのBGMが「コールド・ターキー(by Jhon Lennon)」だったり、
字幕で解説なんて全く無い。おそらく、視聴者のうちの1%も気づいていないだろう。どれも、ほんの一瞬なんだけど、プロの仕事である。(洋服の裏地に凝る、みたいで「粋(イキ)」だな。)
「俺は気づいているぞ!制作担当の人、これからも頑張れ!」
とエールを送りたい。
タモリ倶楽部の裏の楽しみは、すべてのBGMが選曲された所以を当てて行くところにある、と指摘しよう。
というか、これ(今までのくだらないこじつけBGM選曲)をテーマにタモリ倶楽部、一回、出来るんじゃないかしら。