UMAが七対子を作るときのトイツシステムを紹介します。
・スジトイツ
すでにトイツになっている数牌のスジ牌を残すシステムです。
例えば4がトイツになっていればそのスジである1か7を残します。
3がトイツなら6を残すような感じです。
残しておけば重なる確率は高いです。
これをスジの引力といいます笑
4がトイツで1と7を残した状態で1が重なったときは7は不要です。逆に7が重なったときは1は不要です。スジトイツは2つまでで147すべてがトイツにはなりにくいからです。
3がトイツで6を残したときは6は重なりやすいですが9は重なりにくいです。これはスジのスジは重なりにくいというシステムです。
2と5が孤立牌になっているときは序盤では残しとおきます。2と5はスジであり。どちらかが重なると上記のようなスジトイツになるからです。これをスジ予備軍といいます笑
シャンテンが進むにつれ孤立牌は当然減っていきます。イーシャンテンになると孤立牌は切り番なら4枚です。
例えばこの手牌
25599①①④⑥⑥⑨北北
で6を引いてきたときですが、孤立牌は2④⑨と引いた6です。
4枚すべてがスジトイツになっています。どれを切るのか?
後から入った6は残します。先にスジトイツになっている孤立牌から切ります。④が最初なら④を、2が最初なら2を切ります。これが先入先出法です。
もちろん裏目になることもありますが、決めてしまえばいいんです。相手の河を見てはいけません。前にブログで書いてます。2枚河に出ていても関係ありません。3枚河ならしかたありませんが笑
・トイツ濃度
序盤ではスジトイツに関係ない孤立牌は何枚かは存在します。
トイツになりやすい牌を優先順位で決めておくことです。
数牌なら 1.9→2.8→4.6→5→3.7
字牌なら オタ風牌→風牌→三元牌→場風牌
と決めています。数牌なら1.9が最も濃度が高く、3.7が最も濃度が低いです。
字牌ならオタ風牌が最も濃度が高く、場風牌が最も濃度が低いです。
なぜ3と7がトイツ濃度が低いのか?理由は明確です。
シュンツ手には456以外必ず3と7を使うからです。あとは端牌に近いほうが重なりやすいという法則で順位を付けています。
字牌の場合は濃度の低い三元牌や場風牌はコーツ(アンコ)になれば全員が役になるからです。なのでオタ風牌や風牌のほうが濃度は高いです。
七対子が苦手であっても狙わないといけないときは必ずあります。もし孤立牌の選択で困ったときはスジトイツとトイツ濃度だけでも使ってみてはいかがでしょうか?
次は中級編を書いてみますね。