チョンジェスお疲れ会
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わかっている。
ユチョンもミイっちゃを好きだってことは。
あの日、日本に来て仕事をした初日、
みんなで飲みに行った席で、
僕は気をもらうふりをして
ミイっちゃの手をずっと握っていた。
それを見て、ユチョンが嫉妬した。
そのときは、
ミイっちゃはユチョンの好みのタイプだったから
また狙ってるのかな・・・
って思ってたくらいだった。
でも、僕がミイっちゃのことを見ていると
ユチョンも見ていた。
ユチョン、あなたはわかりやすい人だよ。
ミイっちゃには他に恋人がいて
ユチョンが、いや、僕もだけど
僕たちの片想いなんだなって思っていた。
けれど、アレを見て、僕は気づいてしまった。
2人は、好きあっているって。
そうか、ミイっちゃの恋人って
ユチョンだったんだ・・・って。
僕はたまらなくて、その場から逃げ出してしまった。
2人はいつから付き合っていたんだろう?
韓国での仕事の時?
もっと前から?
もともと知り合いだったのか?
もともと知り合いだったのなら
僕はあきらめがつく。
でも、僕たちの出逢いが同じだったのなら・・・・
僕は・・・
初めて会ったときから、
心が揺さぶられていた。
なんて可愛い人なんだろうって思った。
服装も仕草も声も、全部。
僕たちのドームライブ終盤で
ミイっちゃが泣いているのがステージから見えた。
その姿が
今でも忘れられない。
だから、あれこれ近づく理由をつくって
近づいたりして、
メールも送ってみたけど、
どうにも上手くいかなくて
まごまごしていたら
ユチョンに取られた。
また、やってしまった・・・・・。
僕は前にそれで失恋を繰り返している。
だから、今度は引かない。
だってまだ、聞いていないから
2人の口から。
思い切って告白もした。
キスも・・・
した。
ミイちゃ、逃げなかった・・・よな・・・
唇・・・柔らかかったなあ。
僕には、まだチャンスがあると思った。
あんな笑顔を見せてくれるし。
このことでメンバーに迷惑をかけるつもりはない。
仕事にも支障を来したくはない。
このことは、僕からは言わない。
行動に起こすから、気づかれるかもしれないけれど
言うべき人は
ユチョンだよ。
ミイっちゃ・・・・
今何してるかな・・・・
仕事、終わってるかな・・・・
あ、そうか、事務所に戻って
仕事するって言ってたっけ・・・
でも、電話くらい、
かけてもいいよね?
~ トゥルルル トゥルルル トゥル・・・ ~
写真はお借りしました。
ありがとうございました。