東に位置する日本から
大きな力となって
僕たちを世界へ羽ばたかせて
Bigeast
それは、私。
彼らを羽ばたかせたくて
彼らに喜びを与えたくて
彼らの笑顔を見たくて
私は必死に応援した。
他国での活動を
あきらめずに頑張ってくれている彼らと一緒に
光を求めて
その光を彼らに注ぎたくて
一緒に歩いてきた。
そのひたむきな歩みが
報われ始め
彼らの周りに光がたくさん降り注いだ。
彼らは私の国で
大きく羽ばたいた。
大きくなって、思い出した。
彼らは、日本人ではないということを。
彼らはいつも日本にやって来て
自分の国に帰る。
何か一つを達成する度に
光が大きくなる度に
喜びと同時に不安が私を襲ってくる。
もう、来ないんじゃないかと。
また来た。
また来てくれた。
次はいつ?
いつ来てくれる?
そして私は待つようになった。
自分の家の中で。
自分の部屋の中で。
自分の
心の中で。
「待っている」
と口に出そうとすると
私の中の私がそれを止める。
冷たいコンクリートの建物にも
暖かい木のぬくもりがある建物にも
同じように窓があり
窓からは
光が差し込む。
その光に
暖かみを感じることができない。
手をかざしてみても
暖かくない。
私の目から、水滴が一粒
落ちた。
するとどこからかたくさんの手が出てきて
同じように光に手をかざした。
手だけなのに
たくさん出てきているのに
不思議と怖くない。
その手が私に触り始め
私を暖めた。
「もう1度光に触れてみて」
どこからか声が聞こえる。
手を
光にかざすと・・・・
光はとても暖かく
気持ちがよかった。
窓を開け、外を眺めた。
そこには
たくさんの私がいた。
そうだ。
私、じゃない。
私たちだ。
Bigeastは
私たち。
同じように喜び
同じように不安を抱えているのは
私たちみんな。
誰かの目に涙が浮かぶと
誰かがその涙を拭う。
誰かが閉じこもると
誰かが扉をたたく。
それが
Bigeast
ねえ知ってる?
ユノ、ジェジュン、ユチョン、ジュンス、チャンミン
日本の人口の、630人に1人が
Bigeastなんだよ。
何枚かの写真はお借りしました。
ありがとうございました。