NZの職業別電話帳で、「カウンセリング」が何件くらい載っているか、調べてみました。
結構ありました。それ以外に心理学、精神科など、似たような部門もきちんと分けられています。
それだけ普及もしているのかもしれません。
広告にはカウンセラーの専門分野なども書かれています。
どういった問題が具体的に持ち込まれるかと言うと、結婚、思春期の子供との問題、家族に先立たれた悲しみ、自分に自信がもてないなど、様々です。まさに、十人十色です。
そもそも、カウンセリングは、心理学の枝分かれのような分野で、西洋を中心に発展してきました。
では、西洋以外の場所にはカウンセリングはなかったのでしょうか・・・?
「カウンセリング」と言う言葉ではないけれど、人の悩みを聞いたり、問題を解決するための手助けをしたり、と言う役割をしている別の言葉や立場の人はほかの場所にも存在しています。
たとえば、年長の人からアドバイスを受けたり、もしくは巫女さんのような人が、助言したり。。
私が今調べているのは、「Multicultural Counselling」についてです。(2000字のレポートです。。)これは、少数派の文化から来た人のための、カウンセリングについてです。
NZでは70%以上が西洋系白人です。カウンセラーも白人の人が大半を占めます。
しかし、移民、留学、などでやってきた別の文化の人には、西洋的なアプローチが必ずしも適切とは言えません。リサーチも少ないのですが、カウンセラーがもっと少数派のグループの背景や、違いにもっと考慮する必要性がありそうです。私は、外国人向けのカウンセリングに興味を持っています。自分もNZへ移民した一人として、もしくは海外留学の経験者として、何か役に立てたらと思っています。
しかし、ウェブサイトで日本語や中国に関するカウンセリングの状況を見ると、まだまだ普及されていない気がします。
それは、カウンセリングに対する認知度が低かったり、カウンセリング自体がいろんな文化の人に対応できるほど発展できていないと言う部分もあるのではないかという気がします。この部分を中心に、いろんな資料を探してます。
このテーマをいろいろ調べて、私自身がもっとカウンセリングを身近に感じられることが大切だと思います。
カウンセリングについて、皆さんの印象はどうなんでしょうか。。。
興味のある方は、ぜひコメント欄で教えてください!
追記
外国人向け、と書いたのですが、ちょっと表現が不適切でした。すみません。外国人だけに限定すると言うことではなく、カウンセリング全般の中で、外国人留学生やホストファミリーといった相互関係の分野、またマイノリティーのグループにも幅広く対応できる知識を身につけいきたいと考えています。