外国人とのお仕事
今まで通り日本人の方の法人、個人のお仕事もやっておりますが。このところ、外国人にかかわるお仕事が増えてきました。日本の税制が外国人にかかわることが増えてきて、不安になっている外国人が増えている様子。たとえば、国外財産調書。5000万円超の資産を外国に持っていると税務署に申告しなければなりません。日本人で外国に資産を持っている方は少ないでしょうが、外国人ならば自分の国にマンションを持っていたり土地を持っていてもおかしくありません。でも、外国人にかかわる可能性があるのに、税務署には英語の案内文がないのです。また相続税が変わったり、今年1月から特定の非居住者の金融情報は各国税務署と自動交換されまるようになったり、「日本にいると税金がどんどん高くなって大変」と感じている外国人が多いみたいです。これは英文での雑誌などがそのように書きたてているということもあるようですが。そこで、外国人に英語で日本の相続税システムや関係がありそうな税制を個別に説明する機会が増えました。英語での資料作りも結構大変なのですが、一度作れば次も使えますしね。何より日本円は単位が大きい。5000万円って50,000,000円、つまり50ミリオン円。5億円なら、500,000,000円、500ミリオン円。50万円だと、500,000円、500サウザンド円。これを即座に英語で発音して計算するのって結構混乱します。そのため、紙に書いておかないと間違えそうで不安なのです。なるべくわかりやすく、かつお得な税制があれば教えて差し上げたいな、という思いで受けています。外国語で税金のことを知るって大変なことですからね。一人で仕事をし始めてから、だいぶ自分色のお仕事が増えてきましたね。