昨年下半期、韓国のメジャー音楽シーンに旋風を巻き起こした「1.2.3.4」のイ・ハイが、3月1日にニューアルバムをリリースする。YGエンターテインメント(以下YG)のヤン・ヒョンソク代表プロデューサーが自ら指揮を取ったニューアルバムは、レコーディングは既に終了しており、ミュージックビデオなどの仕上げ作業だけを残している。
YGのある関係者は1日、「イ・ハイは新曲のレコーディングを全て終えた。ヤン代表が全てのスケジュールと作業を担当したので、思ったよりもニューアルバムが早く発売されることになった。3月1日を予定しているが、さらに前倒しになる可能性もなくはない」と話した。
ヤン代表は既に先月OSENとの電話取材で「イ・ハイのニューアルバムは、商業性よりも完成度を重視した。名盤が消えつつある昨今、本当に所持しておきたいアルバムを作って恩返ししたい。個人的に今回のアルバムにレコーディングされた曲は、『1.2.3.4』よりもはるかに感動が大きい」と話している。
また彼は「僕も大衆の中の一人だ。歌に対する僕の満足度が高くなければ、ファンたちにも楽しんでもらえないだろう。BIGBANGや2NE1は、担当プロデューサーと長く一緒に作業し信頼を築いている状態だが、イ・ハイはまだ新人だ。僕が全てを見ながら一緒に作業している理由はそこにある」と付け加えた。
昨年10月「1.2.3.4」でデビューしたイ・ハイは、先月16日マレーシア・クアラルンプールのSepang International Circuitで開かれた「Samsung GALAXY The 27th Golden Disk Awards In Kuala Lumpur」2日目で新人賞を受賞し、気持よく2013年をスタートした。デビューして3ヶ月にもならないタイミングで成し遂げた快挙だ。
彼女のデビュー曲「1.2.3.4」は、主要音楽配信ランキングで25日間連続1位を独占し、新人としての最長記録を立てた。ここに当時音楽配信サイトMelOnなどで3週間連続週間ランキング1位を記録したことに続き、Mnet「MCountdown」でデビューステージと同時に1位のトロフィーを握る実力を発揮した。
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