8月1日(日)
いよいよ大会当日。
が、一度キャンセルされていた、バンドの大会。
もちろんプログラム上には存在しないので…
「あいた時間に1団体ずつ演奏してね~」
というノリで大会
今年各地から出てきたのは、計4バンド。
首都の教会バンドが2つSt.PetersとSt.Andrew、
モング(西部州)の老舗学校バンドSt.Johnsと、
北部から来た、うちのバンドSt.Francis。
たった4バンドですが、各地で名を挙げているからこそ、
招待状を受け取れるという(招待されないと出場できない)、
結構出るのが大変なのです。
なんせ、宿泊費&滞在中の食費は主催者持ちですからね…
うちのバンドの審査は午後に行われることに。
本番を控えて生徒たちがやったこと…
『お祈り』
そういえば最近、生徒たちは練習の最初と最後にもお祈りしていました。
最初の頃はそんなことなかったのになー。
真剣にやるときは、お祈りが出てくるんです、彼らは。
(学校がキリスト教系というのもあると思うけど)
彼らがいかに真剣か。
帽子を脱いでのお祈りは最大級のリスペクトを示しています。
あまりに真剣に祈る姿に感動。
ちなみに祈っていた内容は、
「練習してきたことがすべて発揮できますように」
1曲目は、Onward Christian Soldiers
この日のための、とっておきの1曲です。
バンドメジャー(指揮者)の生徒が、
中心からずれたところにセンターを決めてしまい、
一列に並ぶところで大変なことに
写真左端は丘になっているのですが、
丘の上に登らなくちゃいけなくなった子が数名
「なにやってんだコイツ…」
しかし、他の生徒(丘に登った子も)は動揺を見せることなく、
練習してきたとおり、
しっかり演奏を続けます。立派すぎる。
ザンビアンソングのほかに、
20世紀フォックスファンファーレを入れたりして、
しかしまぁ、最初で大失敗を犯しているわけで…。
退場口でバンドメジャー捕まえて、
たま「なんで真ん中行かなかったのよ!?」
生徒「だってマダム…●×▽α~(言い訳)」
たま「あんたはいつもそうやって言い訳ばっかり」
まぁ、演奏は良かったと思うので、
審査員もそこを見てくれたらいいんだけど…
と思いつつ(実は動きの採点項目が1つもない)、
ちょっとがっくり
しかしそこは、シルワンバさん。
「生徒たちが最大限力発揮できたんだから良いじゃないか~
チョンバ(バンドメジャー)はあかんかったけど~」
ハベンヅさん(新しい音楽の先生)は、そんな様子を温かく見守り…
ま、生徒たちも天狗にならない程度でよかったかな?と…
(ちょっと怒りすぎたか…)
つづく。