帰国3日前。8月10日。
無事にトロフィーゲットしてきました。
1位だけど、トロフィーはかわいらしかった(小さかった)です。
最後までザンビアらしい。笑
首都に上京(引き揚げ)後、何度も大会本部に通い、
やっとゲットしてきました。
紙切れ(賞状)は用意できていたけど、
サインがされていなかったのだとか。
生徒たちには、家に帰る前(学校が休みになる前)に渡したかったけれど、
残念ながら間に合わず。
コピーしたもの(生徒用)と原本(学校用)を、
出張で北部に行く日本人に託しました。
それから、最後の3日で、大会中の映像を全部DVDに焼き、
あらかじめ生徒からは注文を取っていたので、
それも全部仕上げてきました。
本人たちの手元にわたっているかは謎。苦笑
まぁなんとかなっているでしょう!
結果は結果で、うまくいってよかったのですが、
今回の結果を経て、
本当に悔しがっていた、去年の優勝バンド。
そして、最優秀バンドメジャーは逃したので(当たり前だと私は思うが…)、
本当に悔しがっていたうちのバンドメジャー。
去年2位で、「来年は1位だ」と言ったその場にいて、2010年まで残った、
唯一の12人の生徒たちの達成感。
短い期間ながら(1年未満)、必死で練習して、
他のバンドのメンバーに負けない立派な演奏をした32人の生徒たち。
そして、来年に向けて新たな目標を胸にした、39人の生徒たち。
それぞれの表情が印象的でした。
いろいろ問題は起こされたし、私も起こしたんだろうけど(笑)
一緒に過ごしてこれて良かったなぁと心から思いました
赴任当初はバンド=問題児集団だったのが、
帰国前後には、
「バンドには優秀な子が集まってるから良いよなぁ~」
と同僚に言われるまでに(笑)
もちろん生徒たちも入れ替わっているのですが、
なんだ、この変わりようって感じで(笑)
生徒たちは本当にがんばってたんだなぁ~と、帰国時に改めて感じました。
今回初めて遠征に引率した校長も、
生徒たちの様子にただただ感心し、
「こうしたらもっと良くなるんじゃないの?」なんてアドバイスまでくれたり。
これまで
「校長先生はバンドのことが嫌いなんだ」と思っていた生徒たちも、
「校長先生はバンドを応援してくれいるんだ」に変わり、
それは彼らが自信を持って演奏するのに、
十分な支えとなったのではないかなと思うのです。
音楽を通して、
生徒たちは人として成長し、
バンドとしては、
同僚からの見る目が変わり、
校長から認められ、
村から認められ、
州から認められ、
国から認められる存在となったこと、
その過程をサポートできたことを誇りに思います
生徒たちは決して音楽家になる子ばかりではないけれど、
将来ザンビアで活躍する素質をもつ子たちに育ったのではないかなと
私自身もいっぱい学ばせてもらいました。
2年2か月、多くの方の支えあって、任期を無事満了できたことを嬉しく思います。
ありがとうございました
Natotela Sana!!
これをもって、このブログ最終章としたいと思います。
ご愛読ありがとうございました
2011年1月23日