7月30日、志染地区の山田錦栽培研修会がありました。JA兵庫みらいの営農生活センター吉岡元太さんが「山田錦の生育と管理について」、JA全農兵庫肥料農薬課長の今西秀行さんから「良質米生産と土づくりの役割」について講演がありました。
 「越乃寒梅」の醸造元石本酒造株式会社創業100周年記念のDVDを見ました。創業から今日まで旨い酒にこだわり続けてきた歴史と会社の方針が映像の中で語られています。
 JA兵庫みらいの稲葉洋専務理事はあいさつで石本酒造に志染の山田錦を送るようになって37年になる。今日では志染の山田錦の大部分6500俵を使っていただいている。酒米山田錦のグレードアップのために今年から選別の網目を2.0㎜から2.05mmにして品質を良くしたい。醸造元を回って山田錦を使ってもらえるようセールスしていることなど山田錦の生産振興の取り組をのべられました。
 石本酒造の石本龍則社長と竹内伸一製造部長が新潟から来られ、志染の生産者に対する挨拶と思いを語られました。
 石本社長は、長年志染の山田錦を送ってもらっていることに感謝を述べ「高品質で旨いものをつくることにこだわっている。そのために原料にこだわり、従来から米の産地指定をしている。端麗な酒ではなく旨い酒、米本来の旨さを持った酒作りたい、そのためには志染の山田錦でしかも上位等級のものを送ってほしい」と言われました。
 竹内部長は、「端麗辛口ですっきりとした中にうまみが凝縮されている酒、料理の邪魔をしない、飲み飽きしない酒」をめざしている。作付け期間が長く、タンパク含有が少ないという山田錦の特徴とともに高正米に耐えられる山田錦をつくってほしいと期待されました。今後は産地情報を共有するとともに「皆さんが丹精込めて作られた高品質の山田錦で旨い酒を造りたい」言われました。
 旨い酒にこだわる石本酒造の思いにこたえるよい山田錦をつくりたいと思いました。

 土曜、日曜はこの地域でいっせいに田植えが行われました。昨日はおじの家の田んぼ約50アールにきぬむすめを植えました。 キヌヒカリよりも遅い品種で昨年の日照りの影響が少なかったと聞き、初めて作付けします。

 今日は、酒米、山田錦です。3つの田んぼ(30a、15a、10a)に植えました。例年より少し早いのですが、今日の神戸新聞に吉川町豊岡での田植えの様子が載っていましたから同じくらいですか。近年の温暖化で米の品質が低下しているのでできるだけ遅く植える方がよいと指導行われています。5月7日に種まきをしたのに苗はよく生長しています。

 あと、きぬむすめを20aともち米のはりまもちを30a植える予定です。


 朝からトラクターで田んぼの耕運をしました。田植前の土日はどこの農家も田んぼに出て草刈や耕運に忙しいのです。雨になるとの予想で特に急ぐ必要がありました。
 私は他よりも1回分遅れてくれ返し、れんげを蒔いた田んぼに草ぼうぼうのところを耕しています。
 
まゆきんのブログ
そのうちに雨になり下着までぬれてしまいました