mayu's blog

mayu's blog

スイスのルツェルンにフルート留学中!スイス&ヨーロッパ生活、音大生の日常を綴ります♪

Amebaでブログを始めよう!
もうそろそろ夏も終わりが
近づいてきましたね。

またスイスの長~い秋冬がやってくるのかと思うと少々憂鬱なこのごろですが…


私の住んでいるルツェルンは今、
一年のハイライトとも言える
ルツェルン音楽祭の真っ最中キラキラ


世界トップクラスのオーケストラに
指揮者、そしてソリストが集結し、

もちろん世界中から音楽好きな人々が
やってきます。


{C721DE57-74F0-44DD-8D90-9A75A5FE5819:01}


普通に買うと目玉が飛び出るほどの
値段がするチケットですが、

なんと30歳以下でなおかつ学生証を提示すれば空いている一番いい席に
2000円ちょっとで入れます

しかもホールが比較的空いているときはタダ券が出る可能性あり。

こんなに贅沢なことはありません!


初めてルツェルンに住んでて
よかったと思った次第です(笑)


今まで聴けたのは…

ネルソンス&ルツェルン祝祭管
ガッティ&マーラー室内管
ハイティンク&ヨーロッパ室内管
ノット&バンベルク交響楽団
ハーディング&コンセルトヘボウ
ズービン・メータ&イスラエルフィル
ロト&南西ドイツ放送響(バーデン=バーデン&フライブルク)


どのオケももちろん素晴らしいのですが、これだけのオケを一度に聞くと
それぞれのカラー、国による違い
などがよ~く分かってとても面白い。

個人的にはドイツのオケの音が一番好きというか安心します。

やはりずっとドイツ語圏で
勉強してきたからでしょうね。


特に印象に残っているのは

ルツェルン祝祭管のマーラー5番と
マーラー室内管(プロコフィエフ古典、ストラヴィンスキーのプルチネルラ)


単純にフルートでいうと
コンセルトヘボウのエミリー・ベイノンが私的には一番でした。

綺麗な音、完璧な音程、
他の楽器との溶け合い方といい、
本当に本当に素晴らしかったです!


{0BB9CBFE-5931-463F-8501-C64B7B66F5DD:01}
(ネルソンスとルツェルン祝祭管、
マーラー交響曲第5番)


さて、1日と2日の夜はいよいよ
ベルリンフィルがやってきます音符

チケットありますように…!

今回はフライブルクは通過して…

{B9D72E53-B7EC-41EA-A958-0F03237A0777:01}

マンハイムまで行ってきましたよ!


というのも一昨日、所属している
Junge Deutsche Philharmonie
というオケのフルートのオーディションがフランクフルトで行われたのです。

団員も審査員に加わらなければいけないのですが、
さすがにルツェルンから電車で来て朝10時集合には間に合うはずがないので、フランクフルトからわりと近いマンハイムにいる心優しいお友達に前日から泊めていただいておりました(笑)
本当にありがとう!


さて、まず審査員という立場を初めて経験させてもらったのですが、
とてもとてもいい勉強になりました。

いかに公平にジャッジするかということ、審査員の中で(主に音色の好み等で)意見が割れたときのこと、選ぶこと、順位をつけることの難しさ…


二次が終わったあと、団員の1人が

「本当はみんなに次のラウンドに行くチャンスをあげたい…」

と言っていたのも痛いほど分かります。

私自身も一年前、まさにこのオーディションを受ける側だったからです。


最終ラウンドの室内楽は特にみんなそれぞれ個性が出ていて、聴いていてかなり面白かったです。

あんまり偉そうなことも言えませんが…
ドイツでどんな演奏が求められているかということも少しながら感じられ、実りの多い一日でした。

人の演奏を聴くというのは最高の勉強ですね!


マンハイムも久々で楽しかった!
また来ます(^-^)/
夏です。
先週で全ての授業が終わり、休みに入りました!
9月半ばまでの長~い夏休みの始まりです。

今日はバーゼル音楽院にて、
久々に某教授のレッスンを受けてきました。

突然生徒のことなど何も考えず学校辞めたりしたとんでもないお方ですが(笑)

それでもやっぱりレッスンを受けると
いい先生だなとつくづく。
なんだか悔しい(笑)

レッスンの後はすぐ練習しに
ルツェルンまで帰ってきた訳ですが
暑すぎて全くやる気が起きない…

しょうがないから暑さがちょっと収まるまで夕食を食べます。

相変わらずここの音大からの景色は最高ですね!(写真は2週間前ぐらいのもの)

{96BE23DE-D253-4B9D-8D0F-DB84BEC7B069:01}