筆不精ここに極まれり。
お久しぶりです。めいです。
この度福岡に移住を始めて5年の内、3年半務めていた会社を突然クビになりました。
9月のシルバーウィークに群馬に里帰りをし、英気を養いさぁ連休明けの溜まった仕事を片付けるぞ!と意気込んで出社したところ、責任者とその下の課長に応接室に呼び出され「解雇」を告げられました。
「本日午前中の内に荷物を片付けて退社して下さい」と。
…ちょっと何言ってるかわからないんですけど…!?
話を聞く限り特段の事情も解雇事由も納得できるものではありませんでした。
不正経理をしたわけでも無いし、横領なんてとんでもないし、勤務態度が悪いわけでも無いし…。
お茶を濁し曖昧に説明された理由をまとめた結果以下の通りです。
・本社の経理部長・社長等の評価が低い
・先日の全支店事務員テレビ会議にて社長が部長時代から統括していた(要は可愛がって優遇していた)支店の経理とケンカしたそうじゃないか
・そのことで他支店の事務員から「あの事務員は何なんだ!?」と苦情が上がっている
・それを受けて社長・ウチの支店の統括部長が解雇を決めた
・本日午後からその社長と部長が来店されるのでそれまでに帰って欲しい
・事前通告無しなので、給料は有給分の他に1ヶ月分振り込む
との事でした。
…待って。ちょっと待って。おかしい。
前任の経理事務のお姉様も突然事前通告無しで解雇して、いきなり未経験の私を「今日から経理して下さい」と丸投げし、他支店から3日間だけ経理事務を派遣しただけで後は分からないことがあったら本社の事務に聞いて下さいと放り投げましたよね?
しかも本社に電話して質問しても「支店経理は本社は分かりません」と言われたらい回され他の支店に何回も電話しながらようやくまともに処理できるようになって…。
なんてゴタゴタからやっと1年半ですよ?評価が低いって何だ?
テレビ会議にしても、新しい販売管理システム導入に当たって仕様説明と質問が主だった内容にも関わらず、導入されたシステムを実際に触った者すらチラホラ居る程度で質問も上がってこなければ内容すら理解してるんだかみたいな態度で、ただシステム担当(しかも外注業者)と社長の統括していた支店の経理事務(長いので以下:お局)からの説明をただ聞くだけの時間みたいになってたくせに?
テレビ会議の意義すら危ういなと判断して、私がシステムの不備とお局様の支店と販売管理と売上計上の種類とやり方自体が違うという事実を説明し質問しただけなのに「ケンカ」??
お局様鼻で笑ってらっしゃいましたけども?
そりゃあ社長のお気に入りの支店ですから優遇されてますし、システムもその支店がやりやすい様にアップデートを繰り返し、テスト運用をしてその後他の支店に降りてくるというやり方だから訳分からん項目やら使ってない機能なんて山程ありましたけど…。
え?なに?あのテレビ会議はソファに鎮座し後ろにシステム担当を立たせて従えさせた画を見せて威厳をアピールする場の為に開かれたの?
他支店の平事務員は質問にも手を上げず只々黙って説明を受けて使えねぇシステムを2度手間して手作業増やして残業でもしろよって事だったの?
お茶汲みの事務員は個人の能力なんてどうでも良いのか…。
若くて綺麗なネーチャンがニコニコしながら言うこと聞いてくれればそれで良いのか。
そう思ったら反論する気が一気に失せ、「社長が決定した」という言葉に、自分の上司が全く私を庇ったり守ろうとする為に事情を聞くとか働きかけが無かった事に気付き、「解雇」という辞令を受け入れました。
せめて翌日が締め日であり集金日なので翌日の準備と今日やるべき仕事をし、日報報告まではやっていきますと伝えると、「ではそれも社長達が来る前に終わらせて会わないように退社して」との指示でした。
…もー何なんこの会社…。
とりあえず猛スピードで処理して最低限の報告を違う事務員さんの名前でメールし(私は退社したことになっているため)、荷物を紙袋に突っ込みました。
その時、自席のPCが何者かによっていじくられている事は確認しました。
(あー多分連休中に何か解雇事由になるようなアラや不正や何かを見つけようとしたんだろうな…。でも残念ながら何も無くてあんな訳分からん理由説明になったんだな)
その後、帰省のお土産を残る事務員さんに手渡し、不当解雇だと憤る後任になるであろう事務員さんに簡単に説明して特に誰にも何も言わずに退社し帰路に就きました。
その夜でした。
後任になった事務員さんから電話がありました。
「どうやら本当の解雇理由は違うところにある気がする」と。
私の後に責任者達に呼ばれた彼女は、経理の後任になって欲しいと頼まれたそうです。
そして、その期間は年末までだからと。
その後午後に社長と部長が来店された時に、なんと一緒にあのお局様がいて、年明けからうちの支店に転勤してくる旨が伝えられたそうです。
彼女が言うには、どうやらお局様のご主人が親の介護でUターンするのに伴って福岡に移住してくると。
それで経理事務のお局様が転勤するにあたって私が邪魔だったのではないかと。
言うべき事は言う私をたとえ経理から退かしても目障りだったのではないかと。
…なるほどなぁ…と妙に色々腑に落ちてしまいました。
では急にということではなく前々から着々と準備は進められて来ていたのね。
冬に行われる社員旅行の詳細も、年度明けに行われる支店事務所と工場の移転の詳細が全く下りてこないのもそういうことかと。
なーんだ。そういうことか。
事情は何より、結果として「解雇」というレッテルを貼られた私はしばらく落ち込みました。
まぁ憤りは私よりも家の人がブチ切れてくれたお陰で(?)どっか行ってしまいましたが(笑)。
それから落ち込むよりも先に娘の保育園の事や、この先の収入減への対策、再就職の準備から失業保険受給手続き等、やるべきことが山積みで正直考えるよりも家の人の適切な指示に従い奔走する毎日が始まりました。
退社した翌日からハローワークに行き、即日何社か紹介を受け、その帰りにショッピングモールへ行き
リクルートスーツと履歴書送付用の封筒を買い、帰宅して履歴書と職務経歴書を作成し、翌日そのスーツを着て証明写真を取り応募書類を発送しました。
そこまでやってやっと落ち込みました。
その後、家の人の勧めで気分転換に髪の毛をショートカットにしたり、外食したり保育園に説明したりして何とか過ごしてきました。
ただ「解雇」というレッテルと経験はあるが無資格の30歳という年齢はなかなか現実として厳しく、履歴書を送っては落ち、面接しては落ち、その度にまた片道15kmかけてハロワに行き紹介を受けるという日々が続きました。
10社程落ちた頃にはすっかり自信を無くし、陰鬱さを紛らわす空元気もすっかりバレバレで家の人には多大な心配をかけた様です。
すぐに再就職が決まると思っていたので、誰にも言わず(もちろん親にも)ハロワや面接に行く以外はほとんど引きこもり状態で1ヶ月が経ち、家の人も誕生日が近い事が分かっていながら、何の準備もできませんでした。
家の人曰く、軽い鬱病状態だったと。
そんな中、毎日家の人がスカイプで「調子はどう?」と連絡をよこし、良さそうな求人票が出ている会社のURLを何社も送ってくれて励ましてくれました。
ありがてぇありがてぇ。貴方と娘という存在が居なかったら今頃私はどうなっていたか分かりません。
「うちの嫁は強がってるけど意外と打たれ弱いからねぇ」と。
えぇ、よく分かってらっしゃる。
文字通り支えてもらいました。
そんなこんなで、昨日ようやく就職内定をいただく事ができ、それがしかも家の人の誕生日ということもあり、夫婦で喜びを分かち合う事ができました。
勢い余って娘の保育園のお迎え後予約も無しに家の人の誕生日ケーキを買いに行き、それを冷蔵庫にしまい夕食は焼き肉を食べに行くという訳分からん事しでかすくらいには嬉しかったです(笑)。
しかも焼き肉調子に乗って食べ過ぎ、夫婦して胃もたれて夜眠れないという事に…。
多分テンション上がりすぎて興奮して寝付けなかったんでしょうけど、夜中の3時過ぎまで眠れなかったです。
再就職が決まった会社は中規模な町工場という印象の中小企業で、社長との面接でしたが、詳細な事情やメリット・デメリット等を包み隠さず伝えてくれて誠実な印象を受けました。
また、前職の事情も説明すると、我が社ではお互いに責任を果たしている状況に於いて、そのようにやすやすと解雇することは無い。と力強い言葉も頂きました。
この会社の為に私のできることは何でもしようと思えたのでとても良かったと思います。
内情や状況等は実際に働いてみないと何とも言えませんが、そこら辺の若い子と違って相応の修羅場やブラック企業は経験してきているので、根本的にきちんとした就業規則があり、それを企業として順守し、滞り無く給与が支払われていくのであれば、特に不満も文句もありません。大人ですから。
取り急ぎここ最近の近況と顛末を良い結果で報告できたことを嬉しく思います。
長々と長文を最後まで読んでいただきありがとうございました。
めい、来月からジョブチェンジするってよ!
お久しぶりです。めいです。
この度福岡に移住を始めて5年の内、3年半務めていた会社を突然クビになりました。
9月のシルバーウィークに群馬に里帰りをし、英気を養いさぁ連休明けの溜まった仕事を片付けるぞ!と意気込んで出社したところ、責任者とその下の課長に応接室に呼び出され「解雇」を告げられました。
「本日午前中の内に荷物を片付けて退社して下さい」と。
…ちょっと何言ってるかわからないんですけど…!?
話を聞く限り特段の事情も解雇事由も納得できるものではありませんでした。
不正経理をしたわけでも無いし、横領なんてとんでもないし、勤務態度が悪いわけでも無いし…。
お茶を濁し曖昧に説明された理由をまとめた結果以下の通りです。
・本社の経理部長・社長等の評価が低い
・先日の全支店事務員テレビ会議にて社長が部長時代から統括していた(要は可愛がって優遇していた)支店の経理とケンカしたそうじゃないか
・そのことで他支店の事務員から「あの事務員は何なんだ!?」と苦情が上がっている
・それを受けて社長・ウチの支店の統括部長が解雇を決めた
・本日午後からその社長と部長が来店されるのでそれまでに帰って欲しい
・事前通告無しなので、給料は有給分の他に1ヶ月分振り込む
との事でした。
…待って。ちょっと待って。おかしい。
前任の経理事務のお姉様も突然事前通告無しで解雇して、いきなり未経験の私を「今日から経理して下さい」と丸投げし、他支店から3日間だけ経理事務を派遣しただけで後は分からないことがあったら本社の事務に聞いて下さいと放り投げましたよね?
しかも本社に電話して質問しても「支店経理は本社は分かりません」と言われたらい回され他の支店に何回も電話しながらようやくまともに処理できるようになって…。
なんてゴタゴタからやっと1年半ですよ?評価が低いって何だ?
テレビ会議にしても、新しい販売管理システム導入に当たって仕様説明と質問が主だった内容にも関わらず、導入されたシステムを実際に触った者すらチラホラ居る程度で質問も上がってこなければ内容すら理解してるんだかみたいな態度で、ただシステム担当(しかも外注業者)と社長の統括していた支店の経理事務(長いので以下:お局)からの説明をただ聞くだけの時間みたいになってたくせに?
テレビ会議の意義すら危ういなと判断して、私がシステムの不備とお局様の支店と販売管理と売上計上の種類とやり方自体が違うという事実を説明し質問しただけなのに「ケンカ」??
お局様鼻で笑ってらっしゃいましたけども?
そりゃあ社長のお気に入りの支店ですから優遇されてますし、システムもその支店がやりやすい様にアップデートを繰り返し、テスト運用をしてその後他の支店に降りてくるというやり方だから訳分からん項目やら使ってない機能なんて山程ありましたけど…。
え?なに?あのテレビ会議はソファに鎮座し後ろにシステム担当を立たせて従えさせた画を見せて威厳をアピールする場の為に開かれたの?
他支店の平事務員は質問にも手を上げず只々黙って説明を受けて使えねぇシステムを2度手間して手作業増やして残業でもしろよって事だったの?
お茶汲みの事務員は個人の能力なんてどうでも良いのか…。
若くて綺麗なネーチャンがニコニコしながら言うこと聞いてくれればそれで良いのか。
そう思ったら反論する気が一気に失せ、「社長が決定した」という言葉に、自分の上司が全く私を庇ったり守ろうとする為に事情を聞くとか働きかけが無かった事に気付き、「解雇」という辞令を受け入れました。
せめて翌日が締め日であり集金日なので翌日の準備と今日やるべき仕事をし、日報報告まではやっていきますと伝えると、「ではそれも社長達が来る前に終わらせて会わないように退社して」との指示でした。
…もー何なんこの会社…。
とりあえず猛スピードで処理して最低限の報告を違う事務員さんの名前でメールし(私は退社したことになっているため)、荷物を紙袋に突っ込みました。
その時、自席のPCが何者かによっていじくられている事は確認しました。
(あー多分連休中に何か解雇事由になるようなアラや不正や何かを見つけようとしたんだろうな…。でも残念ながら何も無くてあんな訳分からん理由説明になったんだな)
その後、帰省のお土産を残る事務員さんに手渡し、不当解雇だと憤る後任になるであろう事務員さんに簡単に説明して特に誰にも何も言わずに退社し帰路に就きました。
その夜でした。
後任になった事務員さんから電話がありました。
「どうやら本当の解雇理由は違うところにある気がする」と。
私の後に責任者達に呼ばれた彼女は、経理の後任になって欲しいと頼まれたそうです。
そして、その期間は年末までだからと。
その後午後に社長と部長が来店された時に、なんと一緒にあのお局様がいて、年明けからうちの支店に転勤してくる旨が伝えられたそうです。
彼女が言うには、どうやらお局様のご主人が親の介護でUターンするのに伴って福岡に移住してくると。
それで経理事務のお局様が転勤するにあたって私が邪魔だったのではないかと。
言うべき事は言う私をたとえ経理から退かしても目障りだったのではないかと。
…なるほどなぁ…と妙に色々腑に落ちてしまいました。
では急にということではなく前々から着々と準備は進められて来ていたのね。
冬に行われる社員旅行の詳細も、年度明けに行われる支店事務所と工場の移転の詳細が全く下りてこないのもそういうことかと。
なーんだ。そういうことか。
事情は何より、結果として「解雇」というレッテルを貼られた私はしばらく落ち込みました。
まぁ憤りは私よりも家の人がブチ切れてくれたお陰で(?)どっか行ってしまいましたが(笑)。
それから落ち込むよりも先に娘の保育園の事や、この先の収入減への対策、再就職の準備から失業保険受給手続き等、やるべきことが山積みで正直考えるよりも家の人の適切な指示に従い奔走する毎日が始まりました。
退社した翌日からハローワークに行き、即日何社か紹介を受け、その帰りにショッピングモールへ行き
リクルートスーツと履歴書送付用の封筒を買い、帰宅して履歴書と職務経歴書を作成し、翌日そのスーツを着て証明写真を取り応募書類を発送しました。
そこまでやってやっと落ち込みました。
その後、家の人の勧めで気分転換に髪の毛をショートカットにしたり、外食したり保育園に説明したりして何とか過ごしてきました。
ただ「解雇」というレッテルと経験はあるが無資格の30歳という年齢はなかなか現実として厳しく、履歴書を送っては落ち、面接しては落ち、その度にまた片道15kmかけてハロワに行き紹介を受けるという日々が続きました。
10社程落ちた頃にはすっかり自信を無くし、陰鬱さを紛らわす空元気もすっかりバレバレで家の人には多大な心配をかけた様です。
すぐに再就職が決まると思っていたので、誰にも言わず(もちろん親にも)ハロワや面接に行く以外はほとんど引きこもり状態で1ヶ月が経ち、家の人も誕生日が近い事が分かっていながら、何の準備もできませんでした。
家の人曰く、軽い鬱病状態だったと。
そんな中、毎日家の人がスカイプで「調子はどう?」と連絡をよこし、良さそうな求人票が出ている会社のURLを何社も送ってくれて励ましてくれました。
ありがてぇありがてぇ。貴方と娘という存在が居なかったら今頃私はどうなっていたか分かりません。
「うちの嫁は強がってるけど意外と打たれ弱いからねぇ」と。
えぇ、よく分かってらっしゃる。
文字通り支えてもらいました。
そんなこんなで、昨日ようやく就職内定をいただく事ができ、それがしかも家の人の誕生日ということもあり、夫婦で喜びを分かち合う事ができました。
勢い余って娘の保育園のお迎え後予約も無しに家の人の誕生日ケーキを買いに行き、それを冷蔵庫にしまい夕食は焼き肉を食べに行くという訳分からん事しでかすくらいには嬉しかったです(笑)。
しかも焼き肉調子に乗って食べ過ぎ、夫婦して胃もたれて夜眠れないという事に…。
多分テンション上がりすぎて興奮して寝付けなかったんでしょうけど、夜中の3時過ぎまで眠れなかったです。
再就職が決まった会社は中規模な町工場という印象の中小企業で、社長との面接でしたが、詳細な事情やメリット・デメリット等を包み隠さず伝えてくれて誠実な印象を受けました。
また、前職の事情も説明すると、我が社ではお互いに責任を果たしている状況に於いて、そのようにやすやすと解雇することは無い。と力強い言葉も頂きました。
この会社の為に私のできることは何でもしようと思えたのでとても良かったと思います。
内情や状況等は実際に働いてみないと何とも言えませんが、そこら辺の若い子と違って相応の修羅場やブラック企業は経験してきているので、根本的にきちんとした就業規則があり、それを企業として順守し、滞り無く給与が支払われていくのであれば、特に不満も文句もありません。大人ですから。
取り急ぎここ最近の近況と顛末を良い結果で報告できたことを嬉しく思います。
長々と長文を最後まで読んでいただきありがとうございました。
めい、来月からジョブチェンジするってよ!