こんにちは！ハワイで占星術AstroGemsのMamiです
いつもお読みいただきありがとうございます
日本時間の5月11日 午前6:42
ハワイ時間の5月10日 午前11:42
蠍座の満月を迎えます。
(すみません、今回は投稿が遅くて満月時間を過ぎちゃいました
)
少し先ですが、
今年の10月10日に、木星が蠍座に移動します。
木星は1年に1星座を移動するので、
占星術ではその1年がどのような雰囲気になるのかは木星で見ます。
つまり、今年の10月～約1年は蠍座のテーマやキーワードがあっちこっちで浮上するってわけです。
ですが、10月10日になったから衣替えのようにパタっと変わるというわけではなく、星アンテナの受信精度が高い方だと、数ヶ月前からじわじわと移行期に入り始めるでしょう。
このように、今年は後半を中心に蠍座パワーが強くなることもあってか、個人的には今回の蠍座満月は、非常にパワフルで、蠍座テーマを意識しだすタイミングに感じられます
蠍座のキーワードは
光と闇、陰と陽、女性性と男性性などの対極のものを深く見つめ、認め変容していくこと
深く関わった末の人間関係、他人が与えてくれるもの、お金、影響やセックス
スピリチュアル、オカルト、権力、欲望
融合、変容、トランスフォーメーション
先祖から受け継ぐもの（お墓、遺産、カルマなど）
となります。
◆自分が「隠したい」と思っているものの正体は？
蠍座の大きなテーマの一つは
闇、影、秘密、隠されているものなどに光をあてて変容させることです。
多くの人は、意識的にか無意識にかはわかりませんが
「隠したいもの、人に見せたくない部分」
をもっていると思います。
そしてその「隠したいもの」を、
ネガティブやタブー、自分の中の闇
と思って蓋をしているかもしれません。
例えばですが、その中の一つに
「弱さ、繊細さ、女々しさ」
のような、女性的な部分、
女性性があるかもしれません。
これは私自身の話ですが、
小学生の時、男の子にいじめられて
「私が女だから弱いんだ。男だったらいじめられないのに」
と思いました。
スカートをはいていると気持ち悪いと言われ、
それからはズボンだけ。
女の子らしい服装はしなくなりました。
おそらく私の中での
「女らしいのは弱さ」
とインプットされたのはこの時だ
と、先日、ふと思い出しました。
本来、陰と陽、女性と男性など対極のもののエネルギーは50/50であり、それ自体に
良い/悪い
強い/弱い
ポジティブ/ネガティブ
などはないと思うのです。
男性性、女性性に関して言えば、
これまでの封建社会、
強者が弱者を支配するという構造の中で
あえて【強・男・光】と【弱・女・闇】を作り、
闇の方にネガティブや弱さ、
非力なイメージを植え付けた結果ではないか。
その結果、長い歴史の中で
「弱者や闇パートを受け持った女性よりも
強く光輝く男性が優れている」
なんてイメージが定着し、
現代の私たちの中にも
少なからずその残骸が残っているのかな
と個人的に思います。
「お金」に関しても同じ。
お金のエネルギーはニュートラルです。
しかしそこに
汚い、権力者の道具、支配
自分が手に入れたくても入れられないもの
自分を苦しめるもの
なーんてイメージが結びつくと
お金自体が「闇」に見えてきて
「自分は清貧の道を選ぶ！」
なんて思ってしまうのでしょうか
女性性、お金以外にも
欲、スピリチュアルサイド、セックスなど
自分が「闇」と思って隠しているものの正体は
それ自体というよりも
そこについている社会のイメージや価値観、
自分の嫌な思い出、過去のトラウマ、感情だと思うのです。
◆自分の奥深くに潜む「欲望」をしっかりと見つめる
蠍座は心の奥深くに潜む「欲望、欲求」とも関連しています。
「自分のやりたいこと」
というとなんだかポジティブで前向き、ライトなイメージですが
「欲望、欲求」
というと、すごくドロドロしていたり、腹黒～い印象を受けませんか？
そして
「欲望や欲求はダークなもの。そんなものは持たないほうがクリーン」
と思って、その言葉、それに値する自分の願望を隠そうとする人もいるのではないでしょうか？
特にスピリチュアルなお仕事をしていたり、
人に教えたり人を育てたりする立場の人ほど
「常に光に包まれていたい、いなければならない、クリーンでなければならない」
という思いより、自分の欲望や欲求を抑える傾向があるかもしれません。
本来「欲望・欲求」という言葉の意味は
「不足を感じてこれを満たそうと強く望むこと」
「強く欲しがって求めること」
なので、やはりここにポジティブもネガティブもないのですが、
社会的なイメージや感情がこの言葉に結びつくことでダークなイメージになってしまします。
しかし、私はこの「欲望・欲求」ここそが
人が今回の人生でするべき魂の使命のヒントを持っているのではないかと思うのです。
今自分が抱く「欲望・欲求」から
・自分の感情やジャッジ
・どう見られるのだろうという不安
・それにまつわる過去の嫌な記憶やコンプレックス、トラウマ
などを取り除いたとき、
その「欲望・欲求」はもしかしたら、
自分が心からやってみたいこと、
心から必要とし望むことかもしれません。
それこそが魂の使命につながっていきます。
今年、これから蠍座エネルギーが増すにつれて、
この自分の「欲望、欲求」がなにかを認め、向き合い、満たし、
そして変容していくことが促されるでしょう。
大切なことは、
「欲望、欲求」や「闇、影」などの言葉のイメージや社会的価値観に惑わされないこと。
それ自体のエネルギーはニュートラルでピュア。
自分のネガティブな感情や不安、
自分が下すジャッジを取り除いて、
自分の心奥深くに潜む欲望の本質にアクセスしていきましょう。
◆肉体を整える、繊細さをめでる、自分を愛する
このように蠍座のエネルギーが強くなるにつれ
自分、あるいは他人も関わって自分の奥底に隠しているものや欲望欲求ににアクセスすることになりますが、
深く大きな変容を受け入れるために大切なのは「肉体」です。
身体が元気だと、マインド、感情、心もポジティブとなるので物事をポジティブに受け止めたり変容を受け入れていけますが、
身体が不調だと、すべてがネガティブになり保守的になるので、変化を恐れ、目の前にある安定や、特に物質的な物（お金など）にしがみつこうとします。
また、これまで学校や社会などで求められてきたのが
「誰とでもうまくやっていける人」
「タフで根性があって、上司や会社の言うことについていける人」
だったがゆえに、
「自分の心身の繊細さや感受性の敏感さ」
を責めている人はいませんか？
今の子ども世代は変わってきているかもせいれませんが、少なくとも昭和世代？の学校生活や社会人生活で
人間関係や環境に対する「繊細さ」というものは、どちらかというと煙たがられて来た気がします。
だから学校で、社会でうまくやっていくために
自分の繊細さ、敏感さを封印して
代わりに「鈍感力」を身につけようとしてきた人もいます。
「繊細で敏感な自分が悪い」
「うまくやっていけない自分がおかしい」
と自己否定に走る人も多いのではないでしょうか。
でも今こそ、その「繊細さ、敏感さ、弱さ」を自分のギフトとして認め、愛でる時だと思います。
自分が邪魔、不要（闇）と思っていることも、すべてはあなたのギフトなのです。
その闇は、光に変容する可能性もあります。
しかし無理やり光にする必要もない。
無理やり光にしようとすると、それができなかったときにますます自分を責めることになるでしょう。
闇を持っている自分を否定するかもしれません。
光と闇は50/50
どちらもあなたの中に存在していていいのです。
そして、
闇を抱えている自分をぎゅっと抱きしめ、
そんな自分をいつでも愛してあげてください。
最後にテーマにあう石とアロマオイルを瞑想でおろしています
アイオライト
光の当たる角度によって、美しくも地味にも見えるアイオライト。
それはまるで自分が抱える光と闇のようなもの。
物事自体はニュートラルであり、そこにどんな光をあてるかは自分次第なのです
イランイラン
イランイランは催淫作用があると言われ、自分の女性としての欲求
にダイレクトにアクセスしてくれます。
また自分のネガティブさや自己否定が際立ち孤独感や淋しさ、自信喪失を感じる時には、弱さも自己嫌悪も優しく包み込み、「そんなあなたでいいんだよ」と語りかけてくれます
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