きゃ今のままなのよ」と叫ぶと、次のコマで男の巨大な腕が驚いている女性の顔の横を通り過ぎていく場面を載せた。最後のコマは安倍首相の顔をした男が腕を女性の顔の横に置いたまま目を閉じて「ハァ・・・」とため息を深くつく姿で終了する。最後のコマの女性の表情はそんな男の顔を見てほとんどたじろいでいる様子である。漫評の横には縦書きで「韓流ドラマ『こじれた関係』」という題名までつけられている。漫評を見た誰もが安倍首相がパク大統領の頑固な原則論に疲れたというニュアンスで読みそうである。
この漫評は、最後のコマの男の顔の横に書かれた『安倍ドン』という説明から推定するに、現在、日本漫画で流行っている『壁ドン』を風刺して描いたものと推定される。『カベ』は壁の日本式訓読みで『ドン』は物が壁にぶつかる時にする鈍い音だ。『カベドン』は日本で男性が女性の心をとらえるために女性を壁へ追い込んだ後、腕でバンッと壁を叩きながらピタッと近寄る愛情表現方式である。
普段、韓国に好意的であることで有名な東京新聞がこのような漫評を載せたことについて関係者たちは、「日本国内の知韓派さえ行き詰った韓日関係にイライラ症を吐露していることを反映している。今は韓国が日本にもう少し柔軟な姿勢を取ることを要求する雰囲気を盛り込んだと見られる」と話している。
東京新聞は普段、日本政府に向かって過去の問題や韓国との関係改善に積極的な姿勢を注文するコラムや社説を多く載せてきた。漫評が載せられた日にも韓日関係の改善を望む「『反日と嫌韓』止めねば」という題名の大型社説を掲載した。この新聞は、東京など首都圏地域で発行されており、新聞付随認証機関である日本ABC調査基準で昨年10月に約52万部を発行した。読売新聞(937万部)、朝日新聞(702万部)などに大きく遅れているが、親企業である中日新聞社が各地域で発行する新聞と主要記事を共有していて影響力は小さくない。
一方、13日、岸田文雄日本外相は「慰安婦問題をはじめとする各問題に対し、私たちとして最大限努力してきた」と話して韓日関係でたやすく譲歩しないという意を表わした。菅義偉官房長官もパク大統領が韓日首脳会談と関連して「日本側の姿勢の転換が重要だ」と話したことに対し、「首脳会談は前提条件なしで行われるべき」というこれまでの主張を繰り返した。
一生関わりたくないタイプの女ですね。(笑)