キャストキットの組み方一回目/DA★マン
こんにちはDA★マンです。
今回から三回のブログではマックスファクトリーでのキャストキットの組み方、軸打ちをご紹介していこうと思います。
みなさんWFで買ってきたガレージキット組まずにおいて置きっぱなしとかになってませんか?
私も組まずにそのままになっているものがありますwww
もうじきGW!一気に組んでみてはいかがでしょうか。
そこで失敗の少ないキャストキットの組み方をご説明しようと思います。
・一回目 ドリル、アルミ線の使い方
・二回目 軸打ち
・三回目 失敗した時のリカバリー
一日目の今日はドリルの使い方について説明していこうと思います。
キャストキットを組む時にピッタリパーツ同士が合わなかったり、
アルミ線を刺したけどスポスポ外れてしまう。
こんなことでお悩みの方に向けての回です。
まずは必要な道具!
・ニッパー(金属を切ってもいいもの)
・ニッパー(キャストを切る用)
・ドリル0.5mm、1mm、1.5mm、2mm
・ヤスリ
・デザインナイフ
・アルミ線1mm2mm
必要な物としてはこんな感じです。
※ニッパーがなぜ二種あるのか?
これはアルミ、真鍮線など金属を切る場合ニッパーの切れ味が悪くなってしまうからです。
金属を切るものは新しいニッパーでなく古く切れ味が悪くなったものを金属専用として置いておくといいでしょう。
さて、ドリルで穴を開ける!
そんなの誰でもできるよっ!!
って思われるでしょうが
穴をあけたい面に対して垂直にドリルを通す。
これって意外と難しく手作業でやるには少しコツが必要となります。
まず気をつけること!
一気に目標の深さまで掘るのではなく、少しづつ掘り進めます。
コレが大事!
では実際どうやってやればいいのか。
※左脚太ももを正面から見ています
その一
掘りたい面に対してドリルがちゃんと垂直に刺さってるかどうか確認。
ここでは今見てる面に対して上下のズレがないかを正す事が目的。
ずれているようであれば垂直になおしてください。
OKならドリルを二回転。
少しずつ穴を開けていきます。
その二
次にパーツの見る方向を90゜かえます。
するとさっき垂直に入っていたドリルが横方向にズレています。
一方向から物にあけようとするとどうしてもズレが生じてしまいます。
なので見る角度を90゜変更。
ここでも垂直に刺さっているかを見てズレていれば垂直に戻しましょう。
そしてドリルを二回転。
この一、二の工程を繰り返しちょっとずつズレがない穴を開けていきます。
ちょっとめんどくさいと思うのですが少しずつやればまっすぐな穴を開けることができると思います。
慣れもあると思うので回数をこなしてみて下さい。
コレができるようになればパーツの合いがズレるというのミスが無くなります。
次にアルミ線についての説明です。
アルミ線で軸を入れてもスポスポ外れてしまう。
この悩みがある方の多くがアルミ線の切り方に問題があります。
ニッパーで切る。
でもニッパーって切る面によって切り口が変化しますよね。
こんなふうに。
山切りカットと平面になります。
アルミ線をニッパー内側、すり鉢状の方向で切った場合。
対してこちらは
ニッパーの外側の平らな部分でアルミ線を切った時。
平らに切ることができます。
皆さんどちらで切った物をお使いでしょうか?
山切りカットの方だという方
これはあまり良くないです。
アルミ線は柔らかくこの方法で切った場合、切り口が実際の太さよりも少し太くなってしまうからです。
このアルミ線で何度も抜き差ししていると次第に穴の径が変わってしまい抜けやすくなってしまうコレが原因です。
ニッパーで切るものは平らな切り口の物を使うようにいたしましょう。
でも平らな面を使うだけではまだ安心ができません。
切った切り口を触っていただくとわかると思うのですが、
若干引っかかりのような物ができています。
コレを落としてやりましょう。
ヤスリでC面を作ってあげます。
コレだと引っかかりがなくなり抜き差ししても開けた穴の径も広がること無く安心です。
さて今日は知ってるようでやってみるとアレおかしいなぁと思う落とし穴を説明してみました。
細かなところですが気をつけるだけでしっかりとしたものが組み上げる事ができるようになります。
何度かチャレンジしてみて下さい。
そして次回!
今日の技術を元に軸打ちをやっていこうと思います。
それではまた次回
ではでは~