リタッチのテクニック/くらぎ | スタッフブログ

リタッチのテクニック/くらぎ

こんにちは。発売日初日にモンハン3をソフマップに買いに行き家に帰ってWiiを起動してゲームをやっていると30分位で画面が止まりそのままWiiが故障して
ドスジャギィすら狩ることもなくモンハン3生活を終えた
苦い記憶を持つ新米フィニッシャーくらぎです。(実話ですw)


まぁそれはさておき今回はマックスファクトリーに入るまで知らなかったリタッチのテクニックについてお教えしたいと思います。

まずはこちらの画像をご覧下さい。


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とあるガレキのぱんつを縞パンにするためマスキングしたのですが案の定もれて色々ラインとかがグダグダになってます。


いくら気をつけてマスキングをしても漏れる時は漏れます。
というかもう大宇宙の意思です。多分。まぁ漏れてしまったものはどうしようもないのでリタッチをして直すのですが、もう一回マスキングをしてまた塗るとか面倒ですよね?というかやりたくないので筆やツールによるリタッチで直してみようと思います。


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普通のエナメル溶剤とガイアノーツさんから出ているNY.綿棒で直せる所は直してみようと思います。
といってもマスキングで漏れてる薄く塗料が乗っている所にエナメル塗料をつけた綿棒でふき取るだけですが・・・でこんな感じになりました。



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縞パンの白い所にはみ出ていた薄く乗ったピンクの塗料が取れました。ただこの方法だけだと結構ガッツリ塗料が漏れている縞パンの白い部分のシワの所には消せ切れなかったので別の方法で消してみます。



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次に用意するのはラッカー溶剤と塗料皿と綺麗な筆です。
え?ラッカー溶剤でリタッチするの?塗膜はがれちゃうんじゃ?とお思いですよね?自分も最初に教えてもらった時はそうでした。でも慣れれば色々な場面で使えるテクニックなのでぜひ練習してモノにしていただければ幸いです。

やり方としては筆にラッカー溶剤をつけてはみ出た所を消すというまんまじゃんwという感じですがコツとしては筆につける溶剤の量にあります。
もうこれでもかというくらい筆についた溶剤をティッシュ等でふき取り、ほとんど筆に溶剤がついてない状態にした上で少しずつはみ出た塗料をふき取っていきます。
ホントにちょっとずつしか消えていかないのでつい溶剤を一気に付けがちですが、あせらずコツコツとマメにふき取っては溶剤につけてティッシュで溶剤をふき取りまたはみ出た部分をちょっとずつ消していくという感じでふき取っていくと・・・



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ここまで落とせました。

後は塗り足りないピンクの部分を筆で塗るだけですがここでピンクの塗料がないということのないようにあらかじめ調色した場合はビン等に保存しておきましょう。
なに当たり前のこと言ってるんだコイツ?と思われていると思いますが昔はカップの中で調色という今風に言うとワイルドだろう的なことをやってましたので一応念のため・・・似た色は作れても厳密に同じ色は絶対に作ることはできないのでマスキングで漏れそうだなと思った所の色は取っておいた方が無難です。



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で筆で塗り足しここまで直せました。
最初の画像と比べていただければ差は一目瞭然だと思います縞パンが大好物の自分はこれで安眠できます。



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でちなみに何を塗っていたかというと先月のトレフェスでたまたま見かけた超ペロペロしたくなるあずにゃんでした。もうなんかポーズとか表情とか萌える要素しか見当たりません。このブログがUPされる頃にはfgにてちゃんとした画像をUPしていると思いますので良ければ見ていって下さいな。

以上長々と駄文に付き合って頂きありがとうございました。次の機会があればまた宜しくお願いします。では今回はこの辺で~ノシ