クラスのみんなにはナイショだYO☆ / 黒田
ちわ。クロちゃんです。
今日は9月末に発売した「figma鹿目まどか」の製作秘話を紹介するYO!!
蒼樹うめ先生が描くポップでキュートなデザインのキャラクター「鹿目まどか」。
「まどか☆マギカ」が始まるまでこのような独特の顔のシルエットをした
フィギュアはあまり見かけなかったなぁ・・・
当時、うめ先生の立体化は難しいのではないかとちょくちょくネットでも言われていたっぽいので、正直この原型の仕事が来たときは可愛く出来る自信はなかったよぅ・・・。
だけど今まで培ってきた技術とセンスでこの難しそうなラインを上手く出せたのではないかと思っています!!
それでは見所や苦労した点などを説明して行きましょう。
まずは全体から。
タイトなシルエットに一際目立つふわっとしたスカート。
劇中で激しく動いてたのでこのスカートは可動式にしようと決めました。
フィギュア自体の大きさは残りのキャラクターを作ることを考慮し小さめにしたので、あまりクリアランスが取れなかったこともあり、構造やギミックにはかなり苦労しました。
お顔とおさげ。
意外とすんなりと答えが出たお顔。
頬の出方や正面からのシルエットに気を配りました。
おさげとリボンは最初、一体化で考えてましたが外側に広げたときの空間が
気になったのと、おさげを動かしたときのリボンの向きもおかしく見えてしまう
ため独立させました。
一番のウリが胴体とふんわりスカートの構造。
腰にジョイントを設けてスカートを動くようにしました。
このように斜めに角度をつけるだけでも躍動感が生まれます。
スカートが動かせるようになったことで太モモをほぼ90°まであげることが
でき、大胆なポージングが可能となっています。
また、ボディ前面のディテールを軟質素材パーツにすることで左右の大きな
捻りを可能とし、パーツ末端はスカート内部にもぐりこませることで可動を
殺さず見栄えがよくなるよう工夫しました。
足首のリボンはつま先を伸ばすと干渉してしまうので、可動の妨げにならない
ように軟質素材を採用。
キュウべぇは首にボールジョイントを仕込んで見上げる姿を再現可能に
しております。
弓はスタンバイモードと展開モードの2種類が付属し、矢は金子二等兵の
拘りで4本も付属。
これでモン○ンみたいな連射が可能!
もしあったら火属性だよね?
弓の末端がメラメラ燃えてるから「火」だと思うけど「龍」の可能性もあるよね。
・・・どうでもいいよね。
「figma鹿目まどか」
まだ置いているお店も多いと思うので是非手に取ってガシガシ動かしてみてね!
ほなまた~ノシ