前夜、友達の学校で遊んで・・・と言うか、地図やらを

印刷して、友達の家で寝泊まり。彼が早朝の便に間に合う

ように車で空港まで送ってくれるというのだ。

寝泊まりと言っても仮眠程度。これがちょっと怖かった。

「起きれなかったらまずいことになる」

友達が起こしてくれると言うけど・・・

まぁ予想通り彼も寝てしまい、結局自分が奇跡的に目覚めて

彼を起こして出発!そんな朝の5時前。

空港に着いて、けっこうギリギリの時間にゲートに入った。

まずはアリゾナのフェニックス、そこで乗り継いで

サンディエゴへ(後にフェニックスに戻るのだが・・・)。

二人席が2列という小さな飛行機で、席がガラガラだったから

他の乗客に好きなとこ座りなさいよって促されて、

一人で2席占拠、くつろげたね。

飛行機から見る景色はまぁほとんど砂漠だった。

$チキンの一服~アイスココアでも飲みながら~

着陸前。街との近さにびっくり。

$チキンの一服~アイスココアでも飲みながら~


10時過ぎに着いて、レンタカー会社の人と色々やりとり。

最安値のを借りるつもりだったけど、あんたには小さいわよと

言われて一段階グレードアップ。どれだけ小さいか

見せてもらえばよかったと思うが、小さい車だったら今回の

ドライブはきつかったかもしれない。。。


目指すは1ヶ月前事故って行けなかった場所、その時買った

カーナビをセットしてGO!

・・・

不慣れなせいで道を通り過ごしたりを繰り返した。

日本と違ってみんなせっかちだからプレッシャーを感じて

ゆっくり運転できないってのもあるけど、1つ道を過ぎると

いつの間にかフリーウェイに乗ってたり・・・で、

どんどんナビのルートから外れていく・・・。

一旦落ち着こうと近くのレストランを探すが、ナビに

案内された場所はどこも閉店(笑)とりあえず閉店でも

いいからそこで休憩(仮眠)。1時間寝たらけっこう汗

かいてたな~。その後少し離れた大手のファミレス、

デニー◯へ。そこで昼飯食べて、準備完了。

全く、俺は何て無駄な時間を・・・。


フリーウェイ乗ってガンガンに飛ばす。

これがけっこう長い道のりで疲れたよ。

砂漠の真ん中にある目的地、住所ってものがないから、

カーナビで行くのはちょいと苦労した。

チキンの一服~アイスココアでも飲みながら~

やっとの想いで到着した時は5時になる頃だったかな?

最初変なのが遠くに見える・・・って感じで、

目的地なのかどうかもわからなかった。

Into the Wildという映画を見て憧れていた場所、

ついに来たよ。
$チキンの一服~アイスココアでも飲みながら~

チキンの一服~アイスココアでも飲みながら~
チキンの一服~アイスココアでも飲みながら~
チキンの一服~アイスココアでも飲みながら~
チキンの一服~アイスココアでも飲みながら~

裏から見た感じ。
チキンの一服~アイスココアでも飲みながら~
チキンの一服~アイスココアでも飲みながら~

宗教はあまり信じないと言うか、気にしないけれど、

この場所に来て、こう表現されるとなんだか信じたく

なっちゃったね。

事故で大事にならなくてよかった、ありがとうございます。

感動はもちろんあったけれど、そんな気持ちの方が

強かった。


借りた車と映画にも出てくるキャンピングカーで
暮らす人達の集落的なところ。
チキンの一服~アイスココアでも飲みながら~
チキンの一服~アイスココアでも飲みながら~



静かで暑い砂漠の真ん中でゆっくりした後、次は飛行機の

経由地だったアリゾナのPhoenixに向かった。

そこまでで既に300kmくらい走ってたと思うが、

そこから倍以上ある距離を行くのは辛かったな。

焦るわけじゃないけど、以前一緒に住んでた大家さんの

友達のおばさんの家に早く着いて、シャワー浴びて、

ゆっくりしたかった。

フリーウェイに乗って日が暮れてしばらくすると、

工事中のためか少し道が狭くなった。もちろん減速した。

でもそれが足りず、バックミラーにサイレンが映った。

オワタ\(^o^)/

パトカーなんて気付かなかったよ。

仕方なく狭い道を抜けた後、脇にとまる。

制限速度70kmくらいのところを90kmくらいで

走ってたらしい。留学生で面倒だからか、初めてだからか

わからんけど、見逃してくれた。

いやぁ助かった~(;_;)

その後も砂漠をひたすら東に走っていると、

日没直前に街頭すら何もない砂漠を見渡す砂丘ポイント

みたいな場所を見つけ、そこに車をとめて、サンセットを

見た。

$チキンの一服~アイスココアでも飲みながら~

無理矢理明るく撮ったけど、本当は真っ暗。月明かりも

役に立たない。そして、砂漠をよく見ると風が通り抜けた

跡が見える。日本語で何ていうか忘れたけど、これが綺麗

だった。幻想世界。日没で寒くなるかと思いきや、微風には

やや暑さを感じる程度。音はなく、見えるのは遠くに1つか

2つ車のヘッドライトだけ。五感を失った感じだ。

真っ暗で何も見えないから車に戻るのに苦労した。


そこから真っ暗な砂漠の一本道をひたすら走って、

途中ガソリンスタンドやファーストフード店で休憩してを

繰り返した。平均速度はおそらく三桁の20~40km。

もちろんアウトだからこんな書き方。

目的地に着いたのは深夜4時くらいだった。

とにかく暑い。けど、まだ大家さんの友達は寝てるだろって

ことで、仕方なくエンジン切って、窓開けて足を投げ出して

朝が来るのを待った。

いきなりの長距離ドライブ、かな~り疲れた。