とはいえ、漫然としていては(偽物も)撮れない。


写真家の白川義員氏は、かつてNHKの仕事でアルプスに行き、

夜明けのユングフラウでこの世のものとは思えないほどの情景に遭遇したという。

氏は一瞬自身の本職を忘れ呆然と立ち尽くした。

気がついてカメラを手にしたときには、その不思議な情景は変貌してしまっていた。

その後氏は、「この世ならざる風景」を撮るべくフリーの風景写真家となり活躍している。

シャッターチャンスをただ待つのではなく、「念じて撮る」のだと語っていた。
氏はこの仕事を通して自然への畏敬の念を啓蒙したいようだ。



①夜更けのオーブ(雨滴)
日々是口実


改めて撮ろうと思うとなかなか撮れないものだ。

ちょうど良いおしめりがあったのだが相当の時間を費やした。



②オーブの祝福(エタノール噴射)
日々是口実


エタノールを上方へ噴射して下から撮影。

こちらに向かってくる物体の方が写り易いようだ。


オーブがよく撮れるという公園が有りそこでの写真によく似ている。

多分、その公園では時間帯によってモヤとかキリが発生するのだろう。

撮影の角度などにより100パーセント撮れるわけではないところが・・

それらしく思わせてしまう原因の一つだ。




つづく・・・かな・・