ハラヴェン① | マウルルちゃんの平凡な一日

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主に私の乳がん体験記を書いてます。

先週の金曜日に抗がん剤しました。
薬は“ハラヴェン”です。

本当は、TC(タキソテールとエンドキサン)の予定だったんですが、

やはり私の場合、胸水がネックで、

タキソテールの副作用の浮腫みで胸水が溜まっているのか、胸水本来のもので溜まっているのか、区別が付かなくなってややこしいからと、TCは中止になりました。

次の抗がん剤の選択に、先生も頭を捻らせていたみたいで、ハラヴェンに決まるまで、二転三転しました。

TCの前は、アブラキサンとエンドキサンにするて言ってたし、

TC止めてECにするて言い出すし。3月~7月までやってましたよ先生(^-^;



【ハラヴェン】
昨年認可されたばかりのまだ新しい薬です。

※余談ですが…、
ハラヴェンは、三浦半島の油壺で採取された海綿動物クロイソカイメンから抽出したハリコンドリンBという強力な抗がん作用に着目し開発された日本生まれの薬です。

根拠はないですが、日本産ということで日本人に合いそうじゃないですか?!


《副作用》

好中球減少症98.8%、脱毛58%、疲労44.4%、悪心(吐き気)42%、味覚異常33.3%、末梢神経障害25%、肝機能障害6%、間質性肺炎1%

一番嫌な副作用の吐き気はほとんど出ないので、制吐剤も必要ないらしいです。
1回目は一応制吐剤も点滴するけど、2回目以降は外すかもて言ってました。

稀な副作用だけど、出ると厄介なのが口内炎。
口内炎がひど過ぎで、ご飯が食べれなくなる。
この口内炎を治す薬はまだ開発されていなくて、口内炎の副作用がでると、ハラヴェンが中止になる。

とにかく副作用は、口内炎が出なければ楽みたいです。


《サイクル》
2投1休で1サイクルが基本。

でも骨髄抑制で白血球が下がると思うので、2投2休になる可能性大。



あと長所として、投与時間がめちゃくちゃ短いんです。

ハラヴェンだけだと、10分ほどで済みます。
制吐剤を合わせて、50分ほどで終わりました。

私は点滴の入り具合が遅いので、早い人なら30分ちょっとで済むんじゃないでしょうか。



投与後、全く副作用がなくて、心配していた口内炎も出ないし、ほんと楽勝だなー、て思っていたら、

昨晩、40度近くの熱がでました(>_<)

ロキソニンで熱を下げましたが、朝方、ロキソニンが切れて、また39度超え。
ロキソニンを飲んだので、今は熱が下がって、体調いいです。

この熱は体が戦っている証拠。がんばって乗り切ります!



胸水を抜いて、呼吸は楽になったので、鼻からの酸素吸入は止めました。

だけど、SPO2(酸素飽和度、標準値96~99)が低いままなんです。

胸水抜いたら、95、96ぐらいまでいつも上がるのに、92前後。抜く前とあまり変わりません。

調子が悪かったり、熱が出ると、90を切って、85ぐらいまで落ちてしまいます。

そこまで低いと脳にいく酸素も少なくなると言われ、恐くなって酸素吸入を一時的にします。


酸素吸入をずっとしておけば、極端に低くならずに楽だと思うのですが、

退院して家に帰れば、酸素吸入の設備はありません。

酸素吸入に頼ってはダメなんです。

自分の肺の力で呼吸をしなければ、酸素吸入に頼ってしまう弱い肺になってしまうのです。

熱が出てしんどい時や極端にSPO2値が低いとき以外は、自力呼吸強化に努めてます。

深呼吸て案外エネルギー使います。




ロキソニンが切れてきたみたいです。寒気がしてきました(*_*)