(2012.3.12~16)
3月10日にタイミングよくポートを入れることができたので、
週明けの12日の月曜日に一旦退院することができました。
16日の金曜日には再入院して、抗がん剤CEの1回目の投与と副作用の出方を診るために、2週間ほど入院する予定なので、
一時退院の3日間は、
入院生活で足りないものを買いに行ったり
病院にポートの傷の消毒をしに行ったり
カツラを発注しに行ったり
高校生以来のショートカットにしたり
とゆっくりする間もなく過ぎました。
そして16日の朝、母親と姉と共に病院に9時すぎに到着。
まずは、
身長、体重、血圧、体温、SPO2(酸素飽和度)を測定しました。
胸水を抜いたので、SPO2は、正常値内の96でした。
採血、レントゲンをして、
10時過ぎに診察が始まりました。
採血
白血球:4550、問題なし、
腫瘍マーカー:
CA15-3⇒100(前回1月17日のときは79)、
CEA⇒20(前回13)
胸部レントゲン
3月9日(胸水抜いた直後)と比べると、約1cmほど胸水増量
抗がん剤は今日の午後から、S先生が行う(初回だけ担当医がする習わしで、2回目以降は看護師さんが行う)。
私から、
骨シンチの検査は定期的にしないのか、と尋ねました。
前の病院では、3、4ヶ月ごとに検査をしたんですが、
ここの病院は、骨シンチの機械がないから、どうするのかなと疑問に思っていました。
S先生、
骨転移発覚後に検査をしても意味がないので、しない、
骨の腫瘍マーカーで確認するし、それで充分わかる、
マーカー値が高ければレントゲンをする。
今まで当たり前だと思って検査をしてきた私は、
S先生の“しない”発言に驚きました。
腫瘍マーカーだけじゃ、場所の特定ができないやん、
転移してる所がわかっていたから、私も普段の生活で注意できていたのに、
大丈夫なんかな(¨;)
と思いましたが、
S先生は、自分の経験や知識に、絶対の自信があるようで、
とても聞ける雰囲気ではありませんでした。
病院や先生が違うとやり方も全然違うんやな、S先生のやり方に慣れるしかないなと思いました。
次に、
放射性治療済みの腰椎が1ヶ月前ぐらいから、仰向けで寝る時だけ、また痛みが出てきていて、治まる気配がないので、S先生に聞いてみました。
ゾメタも放射性治療もしてるから、大丈夫やと思う。
とS先生。
やっぱり(-.-;)
前の病院の整形外科の先生と同じこと言う、
痛みが治まらないから心配なんやけど、どうすることもできないよね(-_-)
そして、数日前から右恥骨にシクシクと痛みがあるので、言うと、
恥骨は折れやすいので、レントゲンを撮ってみようとなりました。
診察が終わり、股関節のレントゲンを撮ったあと、
病室へ向かいました。
今回は、贅沢に個室にしました(^m^)
初めての抗がん剤で、どんな副作用がでるかわからないので、他の患者さんに迷惑かけるかもしれないし、しんどい時は一人の方が気を使わなくていいし。
お昼前に、吐き気止めのイメンドカプセルを1錠飲み、
昼食は、母親と姉と3人でおいしく食べ、
治療が始まる前に、母親と姉は帰っていきました。