病室~陣痛室・分娩室へ。 | ***que sera, sera***

病室~陣痛室・分娩室へ。

(入院に至るまでの経過はこちら。)


めでたく(?)入院が決定した私。

病室へ案内されました。


早速、お腹に分娩監視装置を取り付けられ、

子宮収縮とお腹の豆蔵の心拍数をチェック。


すると、

ぎゅーっと子宮が収縮したときに、

それまで

どん、どん、どん、

とモニターから聞こえていた心拍音が、急に減ることに気づきました。


「ねぇねぇ、いま心拍数はいくつって出てる?」


と彼に聞くと、


「60くらい。。。かな」


という返事が。

いつもだと140~150くらいなのに!(涙)


苦しいな。。。と思った私が上手に酸素を取り入れることが出来なくなるせいか、

お腹の豆蔵の心拍数が、収縮の度に激減してしまうようで。


早速、酸素を鼻から送り込まれることに。


お腹の豆蔵に酸素が十分に届くよう、私は腹式呼吸を思い出し思い出し。

ぎゅーっとお腹が張るたびに、


「腹式呼吸っ、腹式呼吸っ」


とひとりで騒いでました^^;


そして、それほど病室での時間を味わう(?)こともなく、

間もなく陣痛室へ。


どうやら、陣痛室の隣に有る分娩室には先客が居る様子。


防音設備など施されているわけではない分娩室から


「ぎゃ~~~っ!!!」

「痛い~~~!!!」


という悲鳴と


「しっかりしなさい!」


等という、先生や助産師さんの声が漏れ聞こえてきて。。。


陣痛室で「苦しむ」こともしばし忘れ、


「これは初めての出産を迎えるひとにはキビシイ状況だなぁ。。。」


と呟く彼と共に、思わず苦笑いしてしまいました^^;


間もなく

ほぎゃ、ほぎゃ、ほぎゃ

という赤ちゃんの泣き声が。


「ああ、これでもうすぐ順番がまわってくるぅ~。。。」


とちょっと安堵。


陣痛はその間にもどんどん強くなってきている。

・・・でも、

ここに至っても、やっぱり私にとっては陣痛は「痛い」ものではありませんでした。。。

どちらかというと「苦しい」もので。


先生が陣痛室に顔を出して


「痛む?」


と聞いてきたのですが、やっぱり


「それほどでも。。。苦しいって感じでは有るんですが。。。」


という返事をしてしまいました。


出産に伴う感覚や状況って、本当に千差万別なのかも。

まぁ、私が鈍いだけという噂も有りますが。


尚も先生が


「いきみたい感覚は有る?トイレで出したい!っていう感覚にも似たような。。。」


と言うので、それには


「あ!それは有りますっ。」


と答えると、分娩室へ移ることに。


とにかく、

陣痛室ではいきんじゃいけない!と思って必死だったので、

分娩室入りがかなり嬉しかった私。


腹式呼吸を繰り返しながら

ストレッチャーに乗せられて、分娩室へと移りました。



(長くてごめんなさいっ。もう少しだけ続きます。。。)