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39歳で不妊治療をスタートした話⑨「胚移植日決定」

こんにちはニコニコ松下恵美です。

 

今日も雨…雨

9月の訪れと共にすっかり涼しくなりましたね。

 

今日は朝起きたらちょっとお腹が張っていて、

生理痛のような感覚があったので

「お!これは噂に聞く前駆陣痛か!?」と思い、急いで入院準備を終わらせたのですが、

その後痛みはすっかり落ち着き、結局いつも通りの日常を送っています(笑)。

出産予定日より前倒しになるかな、と覚悟していましたが、

この調子だと予定通り9/7になりそうです。

 

 

さてさて、前回採卵~受精まで終わって、

今回はいよいよ胚移植の日を決めるところから。

 

年も押し迫った12/7、月経が来たら受診して下さいと言われていたので、

予約外で受診しました。

この時はまだ移植のタイミングを決めかね、12/15に再度受診するように言われました。

 

そして12/15。

エコーと採血による検査結果から、

卵胞も育っていて、子宮内膜も十分な厚さになっているということで、

移植日は12/23に決定。妊娠判定は12/30になるとのことでした。

 

12/30は病院の年内最終営業日。

滑り込みでいい結果が出ればいいな、と願っていました。

 

23日の移植に向けて、排卵の時期をコントロールするため、

12/16から点鼻薬(ブセレキュア)を12時と13時に一回ずつ、

また黄体ホルモンを補充するために、

12/20から膣座薬(ワンクリノン)を一日一回夜に挿入するよう指示を受けました。

 

指示通り16日から点鼻薬をスタート。

採卵のために以前も使っていた薬だったので、特に問題なし。

 

膣座薬は初めてでしたが、タンポンを使ったことのある方なら

同じ要領なので抵抗はないと思います。

 

 

こうしてコンディションを整え、迎えた12/23。

13時に病院に行き、採卵の時と同じ部屋に案内され、

今回は麻酔なしで処置がスタート。

先生がエコーを見ながら、融解した胚をカテーテルを通して子宮内に移植していきます。

 

ほんの数分で処置は完了し、無事移植できたと先生から案内がありました。

その後3分間施術台に座ったまま待つように指示があり、

3分待った後はそのまま終了。

所要時間は全部込みで10分ほどで、痛みも特になく、

なんだか拍子抜けしたくらいでしたあせる

 

施術後、担当の先生と診察室でお話。

「現状では成功している」とのことでした。


(↑「ここに置いてきましたよ」とエコーで見せてくれました。)

 

「今回は採卵できた中で一番グレードの高い胚を移植したが、

だからといって必ずうまくいくというものではない。

それでも現状ではベストを尽くしたので、期待して待ちましょう」

とお話がありました。

 

初めての移植だったし、2回の流産経験もあって

期待しすぎることの怖さも分かっていたので、あまり気にせず普通でいようと思い、

妊娠判定までの一週間はとにかくいつも通り過ごしていました。

(もし妊娠したら当分お酒も飲めなくなるし、今のうちに飲んでおこう!と

お酒も普通に飲んで、食事も運動も普通にしてましたw)

 

また、不育症治療で通っている杉ウィメンズクリニックから、

胚移植をしたらバイアスピリンの服用を開始するように指示を受けていたので、

この日から一日一錠飲み始めました。

 

 

これでやっと一連の体外受精の流れを終えることができた。

ひとまずその解放感でいっぱいでした。

人事を尽くして天命を待つ!!

クリスマスの準備や年末の大掃除をしながら、

穏やかな気持ちで妊娠判定の日を待ちました。

 

今回の治療費コインたち

・12/7    診察のみ 1,000円

・12/15  エコー、血液検査、点鼻薬・膣座薬代 26,859円

・12/23 凍結融解技術料+胚移植代 77,000円

 

 

神様からの素敵なクリスマスプレゼントがありますように…キラキラ

次回へ続きます。

39歳で不妊治療をスタートした話⑧「培養の結果は…」

こんにちはパー松下恵美です。

 

今日は涼しいですね~。

 

夏は好きだけど、妊婦の夏は暑さ5割増しに感じられるので、

今日くらい涼しいと本当に助かります。

これで雨が降らなければベストなんですが、それは贅沢というものでしょうかね…あせる

 

 

…さて、前回無事採卵を終え、受精の結果を待っていた私。

 

その間に、以前受けた風疹抗体検査で「風疹の免疫がほぼ無い」と診断されていたため、

風疹の予防接種を受けに行ったりしていました。

 

妊娠してから風疹にかかってしまうと、赤ちゃんが

「先天性風疹症候群」という病気になる可能性があるため、

任意ではあるものの予防接種を受けておくことを勧められていました。

 

風疹予防接種はかかりつけの病院でなくても良く、

私は家から一番近い小さな内科医院で接種してもらい、

費用は3000円でした。

自治体によっては風疹予防接種の費用を補助してくれるところもあるようなので、

確認されてみるといいかもしれません。

 

そして11/4、待ちに待った結果確認の日。

 

番号を呼ばれて診察室に入り、先生から結果説明を受けます。

 

 

 

結果・・・

 

 

 

受精卵が4個採れていましたキラキラ

 

それぞれ発育状況も良好で、「3AA,4BB,4AB,4AA」の4つとのことでした。

 

評価は、

「胞胚腔の広がりの程度(ステージ)+ICM(将来赤ちゃんになる部分)の形態

+TE(将来胎盤になる部分)の形態」で表され、

ステージは1~6、ICM・TEはA~Cで評価されます。

では6AAが一番良いのかというとそうではなく、

ステージ5以上になると卵子を包む透明膜から中身が外に出てしまうため、

凍結に向かなくなるとのこと。

ステージ3,4でAA,ABなどであれば、充分凍結に進めるようです。

 

 

(↑ちょっと分かりづらいですが、病院で渡されたグレードの説明です。)

 

新百合ヶ丘総合病院では、基本的に全ての良好な受精卵を凍結させ、

移植時に融解して使用する方針とのことで、

私の場合も4個の受精卵全てが凍結されました。

 

凍結することによって、より胎内環境を整えた上で移植ができる、

というのが理由のようですが、

これについてはちゃんと説明が無かったので少々戸惑いました。

 

凍結せずに受精卵をすぐその周期で移植できるものと思っていたので、

タイムリミットのある高齢妊活者にとっては

「え?まだ移植できないの?」という感じでしたし、

新鮮胚を移植する場合50,000円で済むのに対し、

凍結胚を移植する場合、凍結と融解で100,000円かかってしまうので、

金銭的負担も大きいえーん

ちゃんと確認してくれたら良かったのに、と思いました。

 

 

新百合ヶ丘総合病院に限ったことではないと思うのですが、

リプロダクションセンターや産婦人科の先生は多くの患者さんを診て慣れてしまっているので、

相手が当然理解しているものと思って話を進めてしまうところがあると思います。

 

受け取った資料などは事前にしっかり目を通し、

こちらからどんどん質問して不明点をクリアにしておかないと、

いつの間にか処置が進んでいて、予期しなかった費用が発生している可能性もあるので、

これから体外受精に挑む方はぜひご注意下さい!!

 

と、いうわけで今回の治療費は

・胚盤胞培養技術料・・・20,000円

・胚凍結技術料および保存料(1年間)・・・80,000円

合計100,000円でしたコインたち

 

こんなに大きなお金がポンポン出ていくのは結婚式以来だなぁ…

なんて考えながらその日は帰路につきました。

 

 

胎内環境を整えるため11月の周期は見送り、

12月の排卵予定日周辺で移植を行うことになり、

次回は移植日を決めるため12月の月経周期で受診して下さいとのこと。

ズレる可能性もあるけど、仮で12月7日に予約を入れました。

 

年が明けたらすぐに一つ年を取ってしまうので、

年内に結果が出せたらいいな…と祈りながら。

 

次回、いよいよ移植日が決まりますビックリマーク

39歳で不妊治療をスタートした話⑦「いざ採卵」

こんにちは晴れ松下恵美です。

 

出産まであと1週間になりました。

赤ちゃんを迎える部屋の準備はほぼ完了。

お気に入りのスペースは、「たまひよアプリ」から購入した

赤ちゃん用ハンガーラック&チェスト&ブックシェルフのセットを置いた

赤ちゃんお世話スペース赤ちゃん

 


 

段ボールで出来ていて、汚れたり子供が落書きしたりしても

いずれ資源ごみに出せる気楽さが気に入ってます。

 

 

 

・・・さて、昨日のブログで採卵日が決定し、

採卵に向けて排卵を促す注射を打つことになりました。

 

オビドレル皮下注シリン[ジ250μg」というもので、

前回の注射器よりちょっと大きめ。

今回は薬剤があらかじめ注射器にセットされているので、

そのまま注射できるようになっていました。

 

ここまで9日間自己注射を続けてきたので、

もうすっかり慣れっこ。

先生の指示通り、22時頃難なく注射完了しました。

個人差あるかもしれませんが、こちらは特に副作用は感じませんでした。

 

そして採卵日当日。

 

麻酔のため、当日は朝から飲食禁止。

(麻酔をするかどうかは選択できるのですが、初めての経験のため

念のため有りでお願いしました。)

また、採卵当日に受精も行うので、

当日仕事で病院に来られない主人に早朝から採精してもらい、

それを持って7:30に病院に向かい、培養室に預けました。

(ご主人が来られる場合は、病院で採精することもできます。)

 

 

回復室という待機部屋で、まず「ソルアセト」と抗生物質の点滴が行われ、

抗生物質が終わったところで痛み止めの座薬を挿入。

しばらく回復室で待っていると、今度は採卵室に案内されました。

 

採卵室の施術用の椅子に背をもたせかけ、点滴で麻酔剤を注入。

直後に軽い痺れと痛みを感じましたが、それ以降は記憶がなく、

目覚めた時には採卵は終わっていて、時計を見ると30分程経っていたようです。

 

子宮が少しシクシク痛むような感覚がありましたが、

それ以外の痛みはなく、気分も悪くありませんでした。

担架で別の部屋に運ばれ、11時頃までそのまま横になっていました。

 


 

ソルアセトの点滴が終わったところで看護師さんが現れ、検温。

点滴を外し、血圧を測り、止血のため膣に詰めていたガーゼを抜いて、

出血の状態を確認。

異常なしとのことで、最後に先生と少しお話をして採卵は終了しました。

 

卵子は12個採れていましたキラキラ

後は無事受精するように祈るのみ!!

先生を信じて結果を待ちます。

 

11/4に受精確認の予約を入れ、帰宅。

この日のお会計は275,748円でした。さすがに採卵は高い…アセアセ

ちなみに、痛みに強い方は麻酔をパスすれば50,000円安くなるようです。

このあたりは体と相談ですね。

 

はたして無事受精卵はできたのか!?

結果は次回に続きます。