「エタノール直接混合ガソリンを系列ガソリンスタンドで販売させないようにする動機が石油業界にはある」という内容のことを書きました。

これもすでに新聞で書かれています。

forever2xxxさんによると、テレビのニュースでも言ってたそうです。

日経産業新聞 1月22日(月) 11面

(Quote)
バイオ燃料、販路確保に苦慮

植物を原料につくるエタノール燃料の普及を目指す環境省が、流通経路の確保に苦慮している。同省はガソリンに三%分のバイオエタノールを混ぜて自動車用燃料として活用したい考えだが、給油所などに影響力を持つ石油連盟が協力に難色を示しているためだ。アルコール燃料が普及し、その分ガソリン消費量が減ることを懸念しているとみられる。廃木材からアルコールをつくるプラントは今月、動き始めた。だが流通経路が無ければアルコールは余るばかりだ。

二〇〇〇年から〇一年ころにはアルコール系燃料「ガイアックス」が一時的に普及した。その後、ガイアックスの供給は止まったが、ガイアックス給油所は普通のガソリン給油所に転校して存続しているところが多い。環境省は「時代の先を読み独自の経営判断をする給油所はある」と、望みをつないでいる。 (Unquote)

なかなか、環境省・農林水産省側も苦しんでいるようです。

ま、日々の売上に直結しますからね。石油会社も必死です。

ちなみに、今月動き始めた「廃木材からアルコールをつくるプラント」とは、この会社の工場のことです。

http://www.bio-ethanol.co.jp/