3. ブローカーの選択

長期間ポジションを保有する勝負をするなら、金利をブローカーに払いながらポジションを持ち続けるのは避けたい。それなら、ドル高トレンドのときとドル安トレンドのときとで、扱う通貨ペアを違えればよい。

(1) ドル安トレンド時は「高金利通貨を対ドルで買う」。今なら AUD/USD や Cable が該当。
(2) ドル高トレンド時は「ドルを低金利通貨に対して買う」。今の金利で考えるなら、USD/JPY や USD/CHF が該当。

そうすると、mattの場合ブローカーを替えなければならない。今のブローカーは EUR/USD、USD/JPY、EUR/JPY、AUD/JPY、GBP/JPY しか扱っていないからだ。もっと通貨ペアの多いブローカーを選ばなければならない。特にストレートの選択肢が多い会社を。


4. ポジションの大きさ

ポジションを持つ期間が長ければ長いほど、より大きな価格変動にさらされる可能性が高くなる。従い、stop loss order と取得価格との値幅を大きくとらざるを得なくなる。この値幅が大きいほど stop loss 執行時の損失が大きくなる。

ということは、ポジションを小さくするべきだということだ。これには、今までmattが普通にやっていた「買い増し・売り乗せ」を今までのようには簡単には実行しない、ということも含めねばならないだろう。相当含み益が大きくなり、「買い増し・売り乗せ」後の平均取得価格から十分に離れた価格に stop loss order を出せる状態(執行されても損失が出ないか、或は小さい損失で済む状態)を確保しないといけない。


5. 相場観

ある通貨の価値が将来上がるか下がるかそのファンダメンタルズを考えることについては引き続き今後の課題だ。簡単に答えが出る問題だとはとても思えない。


6. テクニカル分析・トレーディングシステム

これは引き続き今まで通りにそこそこ使うだろう。使う基準については、更に考える必要があるかもしれない。一つ言えそうなことは、年単位の時間をかけて勝負するのなら、週足の重要性が日足より高くなるだろうということだ。これまでFXで週足を使わなかったが、これからは見ることとしたい。


考え中といいながら、少しは練れてきたか。