全国障害者スポーツ大会
東京で開催された全国障害者スポーツ大会の視察に行ってまいりました。
これまでの大会では、国体に引き続き、別の大会として障害者のスポーツ大会が開催されていましたが、東京都では、「スポーツ祭東京2013」がメインのスローガンになっており、「第68回国民体育大会・第13回全国障碍者スポーツ大会」が副題のような形になっていました。
国体も、障害者スポーツも一体として、一つの祭典として開催するという思いを感じました。
もう何年か前になりますが、井上雄彦さんの「リアル」という車いすバスケットを題材にした漫画の中で、「どうせ俺たちのバスケは、マスコミでは、スポーツ面じゃなくて、社会面でしか取り上げられないもの。」といしうくだりがあったこと覚えています。
障害者スポーツもれっきとしたスポーツです。障害のある人もない人も、スポーツを通じて感じる思いは同じだということ、そして、そこから得られるものをともに実感することの大切さを強く感じた大会でした。
兵庫県視察
先日札幌市議会更生保護を支援する議員協議会のメンバーで 兵庫県庁を視察しました。
調査内容は以下の通り
1 兵庫県の建設工事における入札・契約制度の概要について
入札・契約の適正化に向けた取り組みについて、「透明性の確保」「公正な競争の促進」「不正行為の排除の徹底」「適正な施工の確保」という4つの柱をもとに、第三者機関による監視体制の取り組み状況、公正な競争のもとでの地元企業の健全育成策、談合等不正行為の防止策、ダンピング受注の防止策などについて、資料に基づき説明を受けた。
2 平成25年度における技術・社会貢献評価項目の拡充等について
兵庫県では、保護観察対象者等の雇用に対して、技術・社会貢献評価制度の項目として取り上げている。
その沿革は、平成22年7月、兵庫県更生保護施設連盟から知事に対して、「協力雇用主拡大のため、保護観察対象者等を雇用する雇用主に対して、何らかのメリットを検討してほしい」との要望があり、これを受け、平成23年1月、神戸保護観察所に協力雇用主として登録している入札参加資格者が、3か月以上保護観察対象者等を雇用しているという要件のもとに、技術・社会貢献評価制度の加点項目として新設を図った。加点数値は、6点、加点期間は2年とされていた。
平成23年7月には、加点点数が引き上げられ、6点から16点となった。
平成24年7月に再度兵庫県更生保護施設連盟から加点対象の拡大について要望があり、これを受け、平成25年4月に加点対象を拡大した。
対象は、保護観察対象者等を3か月以上雇用した企業(直接雇用)、保護観察対象者等を3か月以上雇用した下請け業者等を活用した企業となった。
以上の内容について説明があり、活用状況などについて質疑がなされた。
札幌市には、この制度はまだない。出所者の更生の道を少しでも確保するために、議員協議会の皆さんと制度創設に向け頑張りたい。
文教委員会
8月6日 文教委員会が開催された。
議題は、南区の小学校で起きたプラムの種を誤嚥(誤飲)して、小学生が死亡した事故の件です。
本当に痛ましい事故で、無くなった児童には心から哀悼の意を捧げますとともに、ご遺族の皆様には衷心からお悔やみを申し上げます。
私からは、今後の事故防止に向けた取り組みについて質問を行いました。
まず、緊急時に教員が救命措置を行うことができるための、救命講習の受講状況や今後の受講に向けた取り組み姿勢について質問をしました。
次に、プラムの配食を当面中止したことにかかわって、危険な食材を排除することが学校給食あり方として、正しい選択なのか疑問に感じています。さまざまな食材を提供し、子供たちに食することから学ぶという学校給食のあり方を踏まえ、食指導という、本来は家庭で行うべきことではありますが、学校でもしっかり指導を行い、さまざまな食材を使った給食を行うべきではないか。との質問を行いました。