１．まず、候補予定者ご自身についてお伺いいたします。
① なぜ、松戸市議会議員選挙に立候補されるのですか。
働く人々の勤労者福祉・健康・医療などの充実と国の進める政治・経済政策から市民生活を守るために自治体政策を充実したい
② 当選したら真っ先に取り組むことを教えてください。
高齢者の介護不安の解消と充実、子どもの貧困対策として就労援助の充実、子育支援
③ ４年間の任期中に必ず実現させたいことを教えてください。
子供の貧困対策と一人暮らし高齢者などの介護サービス 「地域包括ケア」を設置したい。子育支援、サービスの充実を行いたい。
④ 当選された場合、どちらの会派に所属するのか、または無所属で活動されるのか、意思をお聞かせください。
自分の考えや政策に近い政党や議員と会派をつくり活動したい。
⑤ 市民の声に耳を傾け、市民に分かり易く説明し、市民の思いを実現すべく行動する、というような「市民に寄り添う」という姿勢が重要だと考えております。より多くの「市民に寄り添う」ために、何か行動される予定があれば教えて下さい。
議会報告の配布、地域での議会報告会・学習会・定例的に市民相談を開催しています。
⑥ 市議会議員に必要な能力はなんだと思いますか。それをこれからの活動にどう生かしていくかと併せてお答えください。
市民生活の実態を把握し、問題解決の情報収集や提案を行っていく。今後も政策提案を行っていきます。
２．次に、議員観・議会観についてお伺いします。
①松戸市議会議員の適正人数は何人とお考えですか。理由と併せてお答えください。
私は人口1万人あたりに議員1人が良いと考えています。
市民や地域の状況を把握するためには必要と思います。
また、多様な市民の代表が参加できると思います。
②「議員報酬は議会での拘束時間等、議員活動を実際に行った時間×時給にしてはどうか」という議論がありますが、いかがお考えですか。
議員活動は、議会開催中だけでなく市民相談・地域の問題や、政策提案した内容を実現するための調査などもあると思います。報酬については市財政や市民生活との関連で削減もあると考えます。
③委員会前に会派で賛否を決めていることで、議会での議論が建前になっているように感じます。議会をより建設的な場にするため、委員会前に会派で賛否を決めることを止め、委員会での議論を基に会派の合意形成を図るようにして欲しいと考えております。如何ですか？
会派判は議会運営の問題です。議会案について会派で話し合い自分の意見を出し合っています。委員会の中も、会派の意見を出し合いながら賛否を決めています。その中で賛否が変わることもあります。
④建設的でしがらみのない議論を行うため、会派制を廃止する議会も現れていますが、「会派制の廃止」について、いかがお考えですか。
会派制は議会運営を行うための集団であると思います。その中で、意見が違う場合は多数でおしきるべきではないと思います。
⑤議案に対する個々の賛否について、記録に残す、または公開することへのお考えをお聞かせください。
議員は自分の意見に責任をもつものです。記録に残したり公開することは賛成です。
⑥委員会についても、本会議同様にインターネットおよび録画中継を行ったり、議会運営委員会を含むすべての委員会を傍聴可能にすることについて、是非をお聞かせください。
委員会は原則公開になっています。賛成です。
⑦議員を客観的に評価するしくみについて、アイデアや先進事例があればお聞かせください。
議会での質問回数はその１つであると思います。しかし、各議員の問題意識により質問内容や回数もあるので、それだけで評価はむずかしいと思います。選挙が市民の皆様の評価と考えます。
３．次に、市政をとりまく環境や個別の政策課題への考えをお伺いします。
①経済的・家庭的な理由等により、望んだ進学ができない子どもを減らし、平等にチャンスを与えられるような環境が求められていると考えますが、具体的な方策があればお聞かせください。
昨年７月に国は「子ども貧困対策法」を制定しました。現状は各自治体によって全国一律の支援を行うべきです。
②児童・生徒の学習習熟度により教員を評価する制度を設け、意欲的な指導の一助とする策について、お考えをお聞かせください。
教師の多忙化などの労働環境改善と一緒に考えていくことが大事だと思います。
③保育園を選ぶための客観的指標として、利用者・第三者評価の制度を設けることについて、お考えをお聞かせください。
保育園は一時あづかり、病後児保育、夜間保育など特色あるサービスがあります。保護者の要求と保育サービスなどの情報提供を行うこと。各保育所ごとの第三者委員会などが設置されています。保育所は民間法人によって行われていることから、評価制度はむずかしいように思います。
④より障害者が暮らしやすいまちを実現するため、提案される施策があれば教えてください。
障害を持つ人が地域で暮らしていくための生活支援センターの拡充。介護保険の地域ケアシステムなどと連繋して日常生活の相談が行なえるようにしていく。
⑤ノーマライゼーションについてお考えをお聞かせください。例を挙げると、色覚障害者にとっては赤色チョークの板書や、ピンク色の看板が見づらい等、聴覚障害者にとっては災害時避難所での情報提供が音声のみで行われるということに不便を感じる等、障害者本人でしか気づき得ない生活上の支障があります。
障害をもつ当事者も含めた人々の意見を行政に反映させる機関を設置して街づくりに生かしていく。
⑥松戸市は周辺市よりも生活保護受給者数・保護費ともに高い水準にあります。この水準についての是非と、今後の方針についてのお考えをお聞かせください。
生活保護は、ケガ・病気などにより一時的に就労が困難である人を対象としていました。しかし、現在は国の経済政策により労働力の流動化させる非正規雇用による不安定就労が拡大する中で低賃金が拡大しています。この非正規雇用問題との関係を改善していかないと貧困問題は解決しません。
⑦少子高齢化への対策として、提案される施策があれば教えてください。また「無駄を削減する」以外の財源確保についてもご提案ください。
安心して働ける子育て支援の小規模保育所の充実、放課後児童クラブや放課後子どもキッズの整備。高齢者が安心して地域で暮らせる「地域包括ケア」を設置していく。
国に対して交付金の拡大、法人税の減税35％から20％に削減され多分を地方に配分するように国に働きかけていく
⑧「すぐやる課」について、今後の方針と併せて、存続の是非をお答えください。
すぐやる課は存続して、小動物の処理だけではなく、ひとり暮らし高齢者などの生活支援などに拡大していく。
⑨市立病院の経営を改善するための方策があればご提案ください。
経営を改善するには、病床利用率を上げていくことが重要です。医師不足、看護師不足を解消していく。その為には労働環境を改善して結婚しても働きつづけることのできるように夜間保育の充実。
⑩市内で起業家が活躍するための方策があればご提案ください。
起業家が生まれるように、「おためし店」を空き店舗を活用して提供（２年）していく。また、共同で利用デキル「オフィスこーなーなども設置する
⑪市内の商業圏の充実について、近隣自治体のように大型ショッピングモールを誘致するなどの大規模な方策を取るべきか、それとも他の方法によって充実を図るべきか、現状の維持を図るべきか、方策をご提案ください。
大型ショッピングモールは、小売店の経営を圧迫しています。
大型店と小売店では商品価格競争で差があります。
商店会の魅力ある取り組み（子育て、高齢者支援、祭り）などを空き店舗を利用するなどして支援していく。
⑫松戸市に住民投票条例は必要だとお考えですか？理由も併せてお答えください。また、必要だとお考えの方は、具体的にどういった内容にすべきか、お聞かせください。
市民の意見が二分する課題などで市民の意見を聴収する手段として必要だと思います。常設ではなく、課題により１８才以上の市民により行われる。投票率は意見聴収として行うものなので、市長選や市議選の投票率を基準とする。
４．さいごに、松戸市についての思いをお伺いします。
① 松戸市の一番の魅力はなんだと思いますか
都市に近いこと。自然環境に恵まれている。そして市立病院をはじめ医療機関が充実している。
②中長期的に見て、松戸市政における最も大きな課題はなんだと思いますか。解決策の提案と併せてお答えください。
高齢化対策。特に一人暮らしの高齢者問題は貧困と介護の対策が必要です。
その為には、実態を把握して必要なサービス体制・地域包括ケアなど行政と市民でつくること