質問状回答 ふなご靖彦候補 | 松戸をよくする市民の「ゆるーい」ネットワーク 松戸市議会議員選挙特設ブログ

松戸をよくする市民の「ゆるーい」ネットワーク 松戸市議会議員選挙特設ブログ

Facebookで活動する本会プロジェクトチームが、松戸市議会議員選挙に際しお送りし、ご回答いただけた候補者さまの回答を掲載しています。

1.まず、候補予定者ご自身についてお伺いいたします。

①なぜ、松戸市議会議員選挙に立候補されるのですか。

【舩後】私は、闘病15年になるALS/筋萎縮性側索硬化症患者です。その年月の中、ありがちな心理的虐待を受けた時期もありました。また、制度を知らないがゆえの経済的搾取をいつの間にか受けていた時もあります。両件とも他市でこうむったものです。がこれは、障害者並びに老いにより障害者と見なされる高齢者らが、まるで見えないカーストがあるがごとく社会の底辺に押し込まれてしまうのが、その原因と考えられ松戸でもあることです。事実、障害福祉課で、行政の権力を笠に着た態度に屈服し土下座をした障害者の家族がいます。憤りを感じます。それゆえ、「障がい者と健常者が分けへだてなく暮らせる社会を創る」を志として立候補致しました。

②当選したら真っ先に取り組むことを教えてください。

【舩後】“条例・制度の見える化”です。


③4年間の任期中に必ず実現させたいことを教えてください。

【舩後】障害者の働く場としての特例子会社を、高齢者も受け入れ可能とする条例を制定。そして、その条例を看板に地元企業に特例子会社を持つことを説得しようと計画してますが、まずは条例を制定を、任期中の必達目標にしたく思っています。


④当選された場合、どちらの会派に所属するのか、または無所属で活動されるのか、意思をお聞かせください。

【舩後】「障がい者と健常者が分けへだてなく暮らせる社会を創る」を、私は志としていますので、それと同じ志を持つ会派がない限り、無所属でまいります。

⑤市民の声に耳を傾け、市民に分かり易く説明し、市民の思いを実現すべく行動する、というような「市民に寄り添う」という姿勢が重要だと考えております。より多くの「市民に寄り添う」ために、何か行動される予定があれば教えて下さい。

【舩後】ホームページに市民コーナーを設け、答えを要するものはフェースブック投稿で発信したく思っています。また、『障がい者・高齢者四季便り(仮称)」というコーナーをホームページ上に設け、そこに私の直接面談によるインタビュー記事を掲載するつもりです。

⑥市議会議員に必要な能力はなんだと思いますか。それをこれからの活動にどう生かしていくかと併せてお答えください。

【舩後】研究能力です。私は、とある大学の哲学系の客員研究員をしていたことがありますが、そのおりのアイデアは、切れると実感できるものでした。その経験からです。初心に立ち返り、多方面の研究を致します。

2.次に、議員観・議会観についてお伺いします。

①松戸市議会議員の適正人数は何人とお考えですか。理由と併せてお答えください。

【舩後】現行44人が、市民一万人の幸せを責任をもって約束するという考え方から適正と考えます。民間企業は、明確な目標数字を持って運営されます。あいまいな数字では、達成意識が喚起されず倒産するからです。その思考を適正数に当て嵌めました。ただ、議員報酬年1000万円越えは、やりすぎの感があります。いっそ、半額にし、やる気がある人のみで議会を運営するとしたほうがよいと考えます。


②「議員報酬は議会での拘束時間等、議員活動を実際に行った時間×時給にしてはどうか」という議論がありますが、いかがお考えですか。

【舩後】財政を削減をする手法は大歓迎です。


③委員会前に会派で賛否を決めていることで、議会での議論が建前になっているように感じます。議会をより建設的な場にするため、委員会前に会派で賛否を決めることを止め、委員会での議論を基に会派の合意形成を図るようにして欲しいと考えております。如何ですか?

【舩後】議論せねば、市の発展はありません。


④建設的でしがらみのない議論を行うため、会派制を廃止する議会も現れていますが、「会派制の廃止」について、いかがお考えですか。

【舩後】賛成です。議論こそ議会の命です。


⑤議案に対する個々の賛否について、記録に残す、または公開することへのお考えをお聞かせください。

【舩後】公開すべきと考えます。公明正大にしない理由があるのでしょうか?


⑥委員会についても、本会議同様にインターネットおよび録画中継を行ったり、議会運営委員会を含むすべての委員会を傍聴可能にすることについて、是非をお聞かせください。

【舩後】やるべきです。不満の声は、確実にあります。


⑦議員を客観的に評価するしくみについて、アイデアや先進事例があればお聞かせください。

3.次に、市政をとりまく環境や個別の政策課題への考えをお伺いします。

①経済的・家庭的な理由等により、望んだ進学ができない子どもを減らし、平等にチャンスを与えられるような環境が求められていると考えますが、具体的な方策があればお聞かせください。

【舩後】職場での一時帰休的なものを制度化し、取りあえず受けた入学試験の合格判定は八年有効にする。


②児童・生徒の学習習熟度により教員を評価する制度を設け、意欲的な指導の一助とする策について、お考えをお聞かせください。

【舩後】それは、生徒に迎合する教師を生むばかりではないでしょうか?教育は、本来厳しい面があって指導が行き届きます。


③保育園を選ぶための客観的指標として、利用者・第三者評価の制度を設けることについて、お考えをお聞かせください。

【舩後】全体を見て高い評価、低い評価とつけるのは、保育園格差を生むばかりです。それより、各園の強みを告知する方が、親も選択するに迷わないのではないでしょうか?

④より障害者が暮らしやすいまちを実現するため、提案される施策があれば教えてください。

【舩後】私は生きていることを幸せと感じるには、労働することと自分の講演で語っています。働けば、賃金を得られ、家庭にもたらせば感謝され、感謝されれば幸せを感じるという論法をよりどころとしています。それを実現する施策は、高齢者まで視野を広げた「障害者の働く場としての特例子会社を、高齢者も受け入れ可能とする条例を制定」と、「その条例を看板に地元企業に特例子会社を持つことの説得」です。


⑤ノーマライゼーションについてお考えをお聞かせください。例を挙げると、色覚障害者にとっては赤色チョークの板書や、ピンク色の看板が見づらい等、聴覚障害者にとっては災害時避難所での情報提供が音声のみで行われるということに不便を感じる等、障害者本人でしか気づき得ない生活上の支障があります。

【舩後】『合理的配慮』の普及の一言に尽きます。社会とは、人が助け合うことにより成立するという思考が、その理由です。

⑥松戸市は周辺市よりも生活保護受給者数・保護費ともに高い水準にあります。この水準についての是非と、今後の方針についてのお考えをお聞かせください。

【舩後】私もALS発症により、妻子をどん底の生活に落とし込めたやからです。是とします。労働の場の創出が方針です。

⑦少子高齢化への対策として、提案される施策があれば教えてください。また「無駄を削減する」以外の財源確保についてもご提案ください。

⑧「すぐやる課」について、今後の方針と併せて、存続の是非をお答えください。

⑨市立病院の経営を改善するための方策があればご提案ください。

【舩後】レスバイトケアのためのベッドの増床です。希求とされてるものです。


⑩市内で起業家が活躍するための方策があればご提案ください。

【舩後】SNSビジネスセミナーを、市が開講する。


⑪市内の商業圏の充実について、近隣自治体のように大型ショッピングモールを誘致するなどの大規模な方策を取るべきか、それとも他の方法によって充実を図るべきか、現状の維持を図るべきか、方策をご提案ください。

【舩後】予算四億円の建物三つにテナントを誘致し、1年毎に店舗の位置を変え、フレッシュさを保つ。


⑫松戸市に住民投票条例は必要だとお考えですか?理由も併せてお答えください。また、必要だとお考えの方は、具体的にどういった内容にすべきか、お聞かせください。

【舩後】必要です。人の自由な意思を守るためにも、自助の心を培うためにも。

4.さいごに、松戸市についての思いをお伺いします。

①松戸市の一番の魅力はなんだと思いますか。

【舩後】長屋的に、住民同士互いを思いやる心がある。


②中長期的に見て、松戸市政における最も大きな課題はなんだと思いますか。解決策の提案と併せてお答えください。

【舩後】いま松戸には財政、人口流出、建築物の老朽化等の様々な問題があります。福祉に視点をうつしても、制度が市民皆様に知れ渡ってない等の問題が山積しています。

私は松戸市が抱え込む諸問題を解決するには、「障がい者と健康者が分けへだてなく暮らせる街、“やさしい街・松戸”」を作り上げる事が大切だと思っています。
世界に誇れるほど魅力ある街とは、「誰もがほほ笑みをたやさない所」。その魅力の吸引力で、他の所から多くの人々を吸い寄せる所です。

その魅力があれば、元々お住まいの方がそこがさらに好きになり、定住率が上昇。そして、そこに吸い寄せられて来た人々が加われば、税収も増え、財政も安定します。結果、財政資金を様々な政策にあてがうことが可能となるのです。
つまり、この方程式の出だしとなる「障がい者と健康者が分けへだてなく暮らせる街、“やさしい街・松戸”」を作り上げることが、『理想的未来の松戸シティ』を作り上げる上で非常に大切な事なのです。