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税理士事務所の給料明細です。
それでもあなたは税理士事務所で働きますか?答えは人それぞれだと思いますが。
1年目、基本給22万円。大卒初任給くらいかな?(時間外22,600円・13h)
たぶん、4月以降時間外はないと思われます。
2017年10/16(月)1回目 2017年11/5(火)2回目 面接を受けに参りました。
面接 1回目・所長50代←母と同じくらい(公認会計士)・部長(税理士) 2回目会長(公認会計士)80代おじいちゃん・代表税理士
社員16名程度の小規模事務所。
聞かれた内容 (面接時間は19:30-20:40 1時間ちょっと)
簿記を始めたきっかけ・なぜ税理士を目指そうと思ったのか
どこぞの大学を出たのか
税理士の担当さんはどういう仕事をすると思うか
実家はなにをやってるの?
どういう税理士を目指したいのか
仕事をしながら勉強できるのか
エクセルや仕訳ソフトの経験はあるか
税理士事務所の印象は?(ブラックと呼ばれることが多い)
忙しいけど体力ある?
いつごろから働けるか?(会社としては早い方が良いそう)確定申告 年末調整シーズン
税理士の仕事内容はどういうイメージ?
質問はありますか?
長く働ける職場か・勉強を続けられるか不安あります
こんな感じの内容でしたが、会計事務所業界,ほんとに人手不足が慢性的で、
面接では歓迎していただきました。
ただ、税理士試験受験者or公認会計士受験生でないとなかなか難しい業界であることは間違いないです。
求人の募集条件が税理士試験受験者~科目合格者or公認会計士受験生で構成されているため、なかなかハードルが高いです。
(誰でも受けれない)ただでさえ、今はどこの業界も人手不足+受験生減少ですし。かつ離職者もいるので泣きっ面に蜂状態
会社 社員16名男性14名女性2名 公認会計士2名 税理士1名
土日祝日 夏季3日 年末年始4日 年間休日約120日 (試験休暇4日)有給0.6年10日~
勤務9:00-18:00 自宅から50分程度
繁忙期(1-3月)は残業かなりあるらしいですが、他はそうでもないそうです。皆さん予備校通いなので
忙しいことは間違いないです。
面接を受けた経緯
友人の母が私を心配して、所長先生に税理士試験受けてる子がいると紹介してくれました。
その後所長先生にTELを教えてもらい、私から電話!
興味があるならうちの事務所の面接受けてみれば?と誘われる(なるたけ早い方がいいそうで)
1度面接←私も働いているため日程調整に1か月かかる
2度目面接←私も働いているため日程調整に3週間を要する
とまぁ、面接をするまでに長い時間を要しました。たびたび調整していただき申し訳ありません。
2017年元旦までの2週間 それは我が勤務先(郵便局)の最も忙しい時期にあたる。
ラスト1週間は全員出勤+1週間休みなし
その前の週も週6勤務(お金は出る)
ようやく平常時にもどりつつある。
営業ノルマやら局ノルマやらうるさいことを言われ続けた3ヶ月も一段落
とりあえずようやく勉強を再開できるようだ。
ちなみにうちの担当の課では自分が一番の新人なのでなにかと迷惑かけまくり、仕事遅くていろんな人にヘルプ頼みまくりの2週間でした。ほんと精神的にきつかった。
うちの会社は常に欠員状態なので毎日募集中状態が続いてます。新しい人welcome状態
ただ、こわーい先輩も多いのでいまどき若い連中には少々きついかなとは思います。
唯一いいところは定時で帰れることが多いこと。地味にこれが一番いい。
勉強ができる時間が割と確保しやすいところでしょうか。
残念なところ 嫌みったらしく失敗を指摘する人が多少いる。また同じ失敗したの?
今度はどんなミスしたの?←マジでかかわらんでくれ
けっこうきれられる。←テンション下がる
いい人も多い。
95%男 5%パートのおばちゃんの比率である。
少しネタははずれるが簿記論財務諸表論の受験生
受験熟練者か?(40過ぎ)ってくらいおっちゃんが多い
大学生っぽい人もちらほら10%くらい?
おじいちゃん(60過ぎ)もまぁまぁいる
日商簿記3級 高校生 大学生がほとんど
2級 高校生減る 若干年齢層あがる
1級 受けたことないので知らない
第66回簿記論に関して振り返っていきたいと思います。
5月から8月までの答練で身につけたこと。
1、まずは解く順番を決めること(約2-3分)いわゆる素読み
私の場合、第3問から解く場合が多かったです。
66回簿記論本試験では40分-40分-40分(120分)で解きました。
ここで注意しなければならないことは、基本的に時間配分は30分-30分-60分です。
なぜなら25点-25点-50点の中での斜頸配点であることは間違いないらしく、時間配分もそれに準ずるべきです。
では、なぜ実際、第3問40分になったのか?それは単純に問題が解けなかったからです。今回の第3問は商品関係が難しい(素読みの段階で)と即座に感じたので鼻から解かなかったです。よって、商品関係の解答用紙はたくさんありましたが、全捨てです。そのかわり、商品以外は全部解きました。よって、40分になりました。逆に商品以外の有価証券・減価償却・有形固定資産などは正答率が高いと思われるので絶対に正解しなくてはならない問題と言えます。商品関係は手を付けてはいけない問題だった・商品以外は正解しなくてはならないということ。
このように本試験ではいかに捨てる問題・解かなきゃいけない問題の線引きをできるかが大きな勝敗を分けるターニングポイントとなっていると思います。ここを間違えると1年間の努力が水泡・・・・となりかねません。
2、解けない問題を見つける(後から発見する)
簿記論は解けない問題あるいは時間がかかりすぎて解いてはいけない問題が多い
いち早く見つけるよう答練で鍛えよう
話が重複してしまいますが、今回の第3問商品関係がいい例でした。
3、簡単な問題は絶対にミスらない日々の努力と正確性と精度の高さ
上位12%が受かる試験
ということは正答率が高いところを落としたらアウトっす
絶対に落とせません。
66回で言うところの
第1問
(1)総記法・売上原価対立法などの処理の違い◎(正答率が高く、かつ解ける)
(2)税効果会計◎(時間はさほどかからないので解くべき問題)
第2問
(1)リース取引◎
(2)ソフトウェア◎
(3)資産除去債務◎
ということは第1問、第2問はすべて解くべき問題と判断しました。
もちろん、部分部分で解けない問題はありますのでその都度飛ばす。
続いて、第66回財務諸表論
基本は同じですが、素読み→理論(35-45分)→計算(80分)の順で解きます。
簿記論と大きく異なることは、理論は解ける問題かどうかの判断がすぐに分かります。
穴埋め・記述・語句選択どれであっても即座に答えが出せれば解くし、わかんねーなと思えばすぐに飛ばしましょう。(最後に絞り出せるか考えるべし!!その場で立ち止まるのはNG)
よって、簿記論よりもかなり時間配分のミスが極限までゼロに近づけることができます。
私の場合、第66回財務諸表論は10分程度時間が余った記憶があります。
ここも25点-25点-50点の斜頸配点らしいのでできるだけ書くとよい。
ただし、今回は
第1問 包括利益(Aランク)みんな予想していたのですごくすらすら書けた^^
第2問 外貨会計(Cランク)
ここの理論は激ムズでした。ほとんど白紙に近い状態で提出しました。
第3問 簡単な総合問題
ほんとに本試験か?と疑われるような難易度でしたが、それでも大分ミスしていた自分が恥ずかしい。
このように財務諸表論は時間配分のミスがないので受かりやすい試験と言えるでしょう。
改めて振り返ると、自分でもなぜ合格したのか謎な試験でした。
理由は後日知ったことですが、あまりにも本試験自己採点結果の順位が悪く、落ちたな!!と確信したことを覚えています。
得点分布表一部抜粋(大原)
この得点分布表がなぜ落ちたのかを示していると思います。
もちろん、自己採点だし配点がどう割り振られるかわからない及び提出してない人の割合を差し引いてもお世辞にもいい成績とは言えないと思います。後は神のみぞ知る状態でした。
今回の合格率
合格率は簿記論・財務諸表論ともに平均程度でした。
ブログやtwitter、2chなどやたらと合格28報告が多いので混乱しがちですが85%以上の人が落ちる競争試験であるということを忘れてはなりません。それほど厳しい戦い。
さて、話はがらりと変わりますが、通常授業に関して。私の場合、簿記論は通学、財務諸表論は映像通学→実力テストなどは教室参加という形で出席してました。
水道橋校での授業は教室は常に満席に近い状態で、真剣にもくもくと講義を聴くという印象でした。あまり、講師とコミュをとるというスタンスではない私もわからないところは積極的に聞いていた記憶があります。
1年間経験した私から1年前の自分にアドバイスするとしたらどんなことでしょうか?
考えてみましょう
・教室の机が広いため、やりやすすぎる。本番の大学の机は狭く、プリントを広げるスペースがないため、狭いスペース+電卓ガチ叩き男への慣れ+咳や鼻水など集中力をそがれる人への対応などできるだけ、テストは劣悪な環境でも望める練習が必要。
・常に上位の人をライバル視し、その人を超える努力を心がける
私の場合は同じ税理士ブロガーのたくぴーさん、skyさん、Emmaさんをターゲットとして、頑張りました。成績は常に一桁% 3科目同時勉強 勉強時間は自分の倍と何一つ勝てる要素がありませんでしたが、常にこのスーパーサイヤ人達をターゲットとし負けるものか!!という気持ちで勉強していました。(同じ勉強していたとは恥ずかしい)
結果はただの一度も勝てませんでしたが、モチベーションを維持することができました。
勉強は孤独な闘いです。常に他人を意識し、やることは大事!!
・理論暗記は音読・書くを織り交ぜながら
理論暗記、腱鞘炎対策として、全部書くのはNGです。できるだけ、音読し最後の確認で書くというスタンスだとよい。
いっぺんに全部覚えようとすると無理です。
順番は1要点チェックシート暗記(これだけでも200hくらいかかりました)3.4月までに(約2ヶ月)
2教科書の主要論点の暗記(太字が入っている論点を理解できるまで)6月まで
3教科書の研究・考察など一般文字のみで書かれているところ6月まで(約2ヶ月)
今までの論点もやらなくなるとすぐ忘れるので復習しながら約300hくらい
財務諸表論の理論は少ないとよく言われますが、それでも多いです。重箱の隅をつつく問題も多いので広く・深く・正確に暗記すること
何度も言いますが、テキストに大事じゃないところなんてないというスタンスで勉強しないとダメ。こんな端っこにちょろっと書いてあるところまで勉強しないと本試験では勝てません。と以前の甘い自分に言いたいです。(今回の外貨の理論はいい例です・理論全部カバーしている人間でないと外貨なんて勉強しません)
よく解説を聞くと、外貨の理論1取引基準・2取引基準は書けるとか簡単に言いますけど、外貨の理論なんてほとんど書けませんよ普通。設問の聞き方も何を聞いているのかわかりにくいし。
簿記論に関しては特別あぁした、こうしたはなく、とにかく演習量をこなしました。
問題演習は1-1から8冊ありましたが、序盤の2冊を除いて最低2回危ういところは3回やる。
また、実力テストの復習・解き直しも2回はやりました。
ただ、問題を暗記するまで解くというのは否定的で、あれ?これって前も解いたな?くらいでやめてました。時間の無駄なので。どこまでやればいいのか難しい試験なので不安が無くなるまでやるのが正しいのかなと思います。
長かった2015年12月から2016年8月の本試験までの道のりを振り返ります。
印象としてはほんとうに辛かった、しんどかった、何度も心が折れた約1年でした。
パート1 2015年12月 税理士試験簿記論財務諸表論勉強スタート きっかけ編
私は2015年11月の日商簿記2.3級を受験するのをきっかけに税理士試験を目指しました。
よって、簿記の勉強は2015年9月からスタート。2015年12月から税理士試験の勉強をスタートさせました。
恐らくですが、税理士試験を受ける方は日商簿記2.3級 日商簿記1級 簿記知識ゼロ 経験者組の4つのパターンがいると思いますが私は2.3級からステップアップという形でした。
ちなみに自頭がいいわけではなく、学生時代は都内の日東駒専の大学に通っていました。
ともかく、言いたいのは簿記知識ゼロであろうと日商簿記1級合格者であろうと、決して有利不利はないなと思いました。本試験を受けた感想から申しますと問題が難しく、掘り下げた問題が多いのでとにかくテキストの隅から隅まで勉強する必要があります。
ここは研究論点・考察だからとかいう理由で勉強しないことは合格する確率をどんどん下げていきます。例えば実力テストや直前答練での間違えた問題などを復習すること。甘えは禁物、厳しく厳しくやっていかないと後々しんどいです。
私の場合は2016年1月からスタート 初学者短期合格コースを受講しましたが、スタートは早いに越したことはありません。できれば9月からのスタンダードなコースを受講した方が合格する確率が高いと思います。
そう思うのはやはり、勉強時間が確保できることと一緒に勉強する仲間の数が多く勇気づけられる。講師の質も高いことが多い。などがあげられます。
パート2 1月から4月末までの勉強編
2016年1月から週2回の講義がスタートします。1日6時間の講義はほんとに辛かったことを今でも覚えています。年内の1か月くらいは基本的に3年前のテキストを友人から入手し、それを1日4時間、休日は8時間のペースで回しました。テキストを読み、問題演習で練習する。前半の2冊は比較的オーソドックスな仕訳が多いが、自分にとっては難しく、何度も同じミスをやらかしていました。特に財務諸表論の計算は簡単と言われていますが(たしかに直前期の自分だったらこんなに簡単なんだと思える)そんなことはなく、簡単な総合問題も25/50くらいの出来でした。そんなこんなで年内は昔のテキストを1周させました。(理論はやらない)
次に1月からのオーソドックスな授業は最初の2ヶ月は退屈、後半はついてくのもしんどいくらい難しくて早い授業でした。ちょっと気を抜くと追いつくのが大変なので毎日少しずつ課題をやっていくように心がけました。講師の人が「問題集はこの時期に1回 ゴーデンウィーク前に1回 6月からの答練の前に1回は解いて、基礎的な知識を定着させるように」と言っていたので愚直に解いていました。理論は特に苦手でこんな分厚い理論テキストを全部覚えるの?と聞いてしまいました。最初は無理だけど、要点チェックシートを何度も何度も呪文のように唱えて暗記しました。最低でも20回は回転させました。次に理論テキストの端から端までの暗記です。比喩ではなく、ほんとに教科書はぼろぼろまで繰り返し練習しました。
このころの実力テストの成績
受講生がこんなにも少ないかと思いました。だって簿記論で10000人程度受けるのに大原で約1000人しか受講してないんだもん。どういうことよ!!
このように決して優秀な成績ではありませんが、特別悪いわけでもありせんね。
パート3 5月から7月末までの直前期編
直前期は答練・過去問演習の連続でした。この時期は今までの演習問題の応用発展的な問題ばかりですのでテキストを復習する暇なんて全くありません。それはゴールデンウィークまでにはしないと、ついていけないので注意が必要です。
実力判定公開模試が6月に4回ありました。
この4回は比較的問題の質が本試験レベルの問題に近づいていきます。
理論も計算も高い精度と質が求められます。過去問演習と答練復習は同時並行でやっていかないとあっという間においてかれます。気を付けて!!
この後に開催される全8回の答練。これは本番さながらに難しいです。全然点数取れません。ほんとに心が折れます。気を付けて!!ただ、ほぼ全員が心が折れているので安心してください。へらへらしてる奴なんて一人もいません。それくらいきつい時期です。ほんとに
パート4 本試験当日
埼玉の試験会場は日本工業大学、埼玉のど田舎にあるこの大学には2時間ほどで到着。
8月9日真夏のクソ暑い中、駅から徒歩15分で到着。9時から開始でしたので8時45分に到着していました。twitterで確認したところ、15分前にならないと入れさせてもらえないため、早めに行くことはしない方がいいでしょう。できるだけぎりぎりにつくとよい。
教室の机が狭いうえに満員御礼でしたので、非常にやりづらかったことを覚えています。しかも簿記論はしゃっくりが異常にうるさい人が後ろにいたので、普段温厚な私が初めて殺意を覚えました。
とまぁ、不完全燃焼で試験を終えました。感触 簿記論撃沈 財務諸表論まずまず。
自己採点後 簿記論ボーダーマイナス6点 財務諸表論 ボーダーマイナス2点
正直落ちたなと確信しました。先生にも後日自己採点結果を報告。
そんな感じでした。今振り返ってみても、本当に運が良かっただけだなと思います。合格のために必要なことは大前提として答練上位30%に入る努力(これが一番大変)+ほんのちょこっとの運ということでしょうか。
第66回税理士試験 簿記論財務諸表論
合格率は
簿記論 12.6% 財務諸表論 15.3%
結果は
簿記論 合格28
財務諸表論 合格28
でした。
正直、試験を受けた直後からあまりに自己採点が悪かったので何とも言えない悲壮感と自分への嫌悪感、後悔やら何から何まで嫌になっていました。
参考までに自己採点(大原) 勉強時間 模試結果
簿記論 44/100
ボーダー45点以上 確実52点
財務諸表論52/100
ボーダー 52点以上確実60点
勉強時間 簿記論 700h
財務諸表論 900h(講義を含む)
これから税理士試験を受けようとしているみんなには私からはこういいたい。
自己採点や各種予備校のボーダーなど参考程度しかならない
ということだ。
しかし、4か月という月日はどうにかならんもんですかね。
もしも、質問がある方はコメントいただければ幸いです。
簿記論
大原44/100
ボーダー45点以上 確実52点
TAC51/100
ボーダー49点以上 確実61点
財務諸表論
大原52-56/100
ボーダー 52点以上確実60点
TAC 56/100
ボーダー55点以上確実61点
簿記論 財務諸表論共に不合格の可能性大です。
燃え尽きました。本当にしんどかった。 弱音もはいた。何度も心が折れた。
その苦節の1年間も一つの区切りを迎えました。
そんな中頑張った自分を褒めてやりたい。
合格確実の方も自分のように不合格の可能性大の方も後は結果は待つのみです。
ブログを読んでくれている税理士受験生の方、本当に本当にお疲れ様でした。
簿記論ボーダー読み
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財務諸表論ボーダー読み
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次の学習への道筋!!
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