防大生は、入学金や授業料が免除される

だけではなく、

「学生手当」として毎月約11万円、

さらに年約35万円の期末手当が

支給されている。

もちろん、宿舎や食事、被服、寝具などが

貸与、あるいは支給される。

もろもろを合わせた要請費用は

一人年間一千万円以上といわれているが、

学生は途中でやめてもかかった費用を

返さなくていい。

給与までつけて年間一千万円以上の

コストをかけるような教育というものは、

すでに役割が終わっていると考えるべき


というものだ。


しかし、ある防衛大学校のOBはこう語る。


各自衛隊の幹部候補生学校に、

一般大学卒業者や曹官からの

選抜者のみにすれば足りると

思っているのでしょうけど、

曹官からの選抜者はともかく、

一般大学卒業者からの幹部候補生だと、

教育課程を修了して、

三尉の階級が与えられて

各部隊に配属されても、

一人前の幹部自衛官になるには

長い時間がかかります。
当然でしょう。
軍事の素人が、1年弱の
幹部候補生学校の

教育課程を修了したぐらいで、

軍指揮や敵軍の攻略のイロハが

すぐにわかるわけがありません。
しかし防衛大卒業者なら、

防衛大時代に軍事や安全保障に関する

知識や軍事訓練を受けているので、

すぐに対応できます。
世界各国の軍隊が士官学校を

廃止しないのはそのためです。


谷岡郁子みたいな軍事や国防に関する

ど素人議員が上記の指摘をしたのは

昨年の防大生婦女暴行事件が発端のようだ。

この事件は新聞・テレビ等でも報道されたが、

一般婦女を暴行したものではない。

一緒に飲みに行った仲間に

酔った勢いで手を出してしまったものだ。

一般大学の学生同士なら恋愛感情のもつれ

行き過ぎた行為で済まされても、

防衛大学校生は許されない。

もちろん、その行為は罰せられるべきで、

私はその学生を擁護するつもりもない。

被害者の女性の事を思うと、
同じ男性として許せません。
このとき、自衛隊という組織は、
この学生を警務隊が逮捕する事で、
組織として厳しいけじめをつけました.

谷岡郁子をはじめ民主党の議員の発想は
「こんな事件があったから防衛大学校を
事業仕分けしろ」というような程度のものです。
これは、警官や教師が犯罪を犯すから
警察や学校を無くせという類の
暴論以外の何物でもありません。

そして、今回の第三次の事業仕分けでの
「防衛・農水分野」の仕分けで最悪なのは
仕分け人に田代郁議員(革マル派)が
決定していることだ。
反政府団体の人間が日本の防衛予算を仕分ける。

ふざけるな!
朝鮮学校の無償化を取り消して
防衛大学校の経費を現状維持しろ!
民主党内閣はどこの国の内閣だ!