きょうの感動!&more blog

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毎日の感動体験と速読トレーニングによる変化を記録します!

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久しぶりに散歩しながら適当に考えてみました。

「リアルイイね!ボタン」が欲しい

例えば街中で通りすがりにすれちがった
おにいちゃん、おねえちゃんのファッションを見て、
カッコいい!と感じたとする。
その人に向けて押すと、
フェイスブックのイイね!ボタンみたいに、
相手に感想が届く、
また、散歩中にすれ違った飼い犬がかわいい!というときに、
その飼い主に向けてかわいいね!と気持ちを伝える、
横断歩道を渡るときに、車が待っいてくれたら、
ありがとう!の気持ちを伝える、、、

こんなふうに、
日常生活でも結構な頻度で、
「いいね~」や「ありがとう」
って言いたくなる局面は存在します。

そんなとき、
Facebookでやるように、
「イイね!」と気楽に気持ちを伝えられたら・・・
と思うことが最近ちょくちょくあるのです。

「言葉で言えばいいじゃないか」
という意見もあるでしょうが、
気持ちを伝えるハードルが低くなれば、
その先のコミュニケーションにつながる可能性も
高くなるんじゃないかと思います。

例えば、
こんなファッション専用アプリ
にしても面白いかも。

・通りすがりにみかけたカッコイイ人にデバイスを向けて、
「いいね!」ボタンを押す。
・押された人には「いいね!」という感想が届く
・カッコイイ人の方も、押してくれた人に向けて、
 自分が登録している情報を送ることができる。
(たとえば「おれはこういう店で買ってるよ」と、
 常連の服屋さん情報とか・・・)
・服屋さん的には、まさに「歩く広告塔」が出来る。


技術的なことはよく分かりませんが、
「通りすがりのコミュニケーション」は、
確かゲームではすでに実現しているはず。
赤外線通信機能(iPhoneにはないですが)や
GPS機能で可能なのでしょうか?

ただ、
歩行中や運転中に操作する場合、
ボタン一つ押す行為でも
事故につながる恐れがあるので、
そのへんはより洗練された
インターフェイスが必要なのかも。

車を運転しているときには、
ハザードランプの点灯が謝意を表す手段になっていますが、
それが「イイね!(ありがとう!)ボタン」に
とって替わる日も近いかもしれないな~。
なんててきと~に思いました。
【著者】
[文]野矢 茂樹 氏
[絵]植田 真 氏

【著者の主張】

「考える」について、考えよう。

なぜなら、

そうすることで、
あなたが
「もう一度、あらたな風景に出合う一歩を
踏み出せるかもしれない」
から。


1 「問い」の発生
考えるときというのは、
そこに何かの「問い」があるときだ。

考えるということは、
p.65
「問題そのものを問うことだ。」

p.208
「なにが問われているのか。

そしてまた、

なぜそれが問題になるのか。」

問題はそれが問題になる背景をもっている。

そして

背景が異なれば、問題の意味も変わるし、
問題が問題じゃなくなることもある。

だから、

なぜこれが問題なのかと問うことで、
その問題の背景を明るみに出していく。


2 ことばを鍛える
p.210
「考えるために、ぼくらがもっている唯一の翼が、
ことばだ。

ひとまとまりの状況をさまざまなパーツに切り分けて、
そのパーツを関係づける。

そして新たな組み合わせを模索する。
それをぼくらはことばで作業する。

だから、

いろんなことばをもっているひとは
いろんな可能性を試せる。

新しいことばを手に入れたなら、
それで新しい可能性が開ける。

問いへの緊張に貫かれた、
新たな可能性を手探りすることばは、
しなやかで、つやつやしている。

ことばを、鍛えなくちゃ。」

3 頭の外へ

p.210
「頭の中であれこれするのが
考えることではない。
問題のまなざしをもってよく観察すること。
そして、実際に作業すること。


p.211
(自分の考えを)
「吐き出したら、なるべくそれを「読む」んじゃなくて、
「見る」ことができるようにした方がいい。
パッと見てわかるというのはすごくだいじなことだ。」

虎視眈々と、自分を外に開いていく。

4 話し合う

p.214
自分が抱えている問題をひとに伝えようとすることは、
問いのかたちをはっきりさせるためになによりも役に立つ。


「さまざまな意見に出会うこと、
いろんなものの見方に出会うこと、
新しいことば、新しい意味の広がりに出会うこと。

そうしてはじめて、

ぼくはぼく自身に出会えるわけだし、
ぼくが思ってもみなかったところに
踏み込むことができる。

その意味では、
共感よりも違和感や反感の方がだいじだ。





【私の感想】

発信しなきゃ、はじまらない。
発信して、「何言ってんの、コイツ。」って、
言われなきゃ、はじまらない。

これは最近よく感じること。

発信して初めて、
自分の考えの至らなさ、
自分の使えることばの少なさに愕然とし、
他人の考えを体で「体験」することもできる。

だから、
著者の言う

「ことばを鍛えなきゃ。」

「頭の外へ」

「話し合う」

は、あらためて、沁みた。

NHKの正月特番で、
「ハーバード白熱教室」の再放送をやっている。
前回見逃したので、初めてみている。

マイケル・サンデル教授の
講義の進め方はとてもおもしろい。

あんな大教室で、聴講生を見事に巻き込んでいる。
そして、学生ひとりひとりに、自然と考えさせている。

答えを教える、
という一方的な授業ではなく、
一緒に考えていく、
という方法の長所は、
すでに多くの研究で明らかにされているし、
試みられてもいる。
TED スガタ・ミトラ「自己学習にまつわる新しい試み」
清宮普美代、北川達夫「対話流」

立場、背景の異なるひとびとと、
自分たちの考えを話し合い、
共通の利益を見出していく
ということが、

大は国と国との外交から、
小はご近所さんとの話し合いまで、

今後の社会全般で、
もっとも求められるスキルだと思う。

いずれにせよ、
「考える」ということは、
自分の中で完結して終わるものではなく、
外へ開き、影響を及ぼしていくことだなあ。
と、あらためて思ったのでした。

はじめて考えるときのように―「わかる」ための哲学的道案内 (PHP文庫)/野矢 茂樹

¥650
Amazon.co.jp

【著者】
デビット・アレン 氏
(監訳は、百式管理人の田口元氏)

【著者の主張】

気になることをすべて頭の外に出し、
“水のように澄んだ心”を手に入れよう。

なぜなら、

細かいことまで、すべて、
いつでも確認できる状態にすることで、
“やるべきことが片付いていない
ストレスフルな状況”から解放されるから。


【私の感想】

今、1回ざっと読んだ後で、
順番に実践しているところですが、
本書は絶対に読むだけでなく、
実践するのがおススメ。

一読したところ、
ライフハック系のビジネス書で
読んだことがある項目が
並んでいるように見える。

しかし、騙されてはいけない(笑)。
ステップ1から実際に試してみると、
非常な効果を体験できます。

1 GTD(Getting Things Done)のワークフロー

気になることすべてを1箇所に収集する。
(「in-box」へ入れる)
 ↓
これは何か?
 ↓

行動を起こすべき?
(yes)
 次にとるべき行動は1つ?
  →(yes)2分以内にできる?
     →(yes)今すぐやろう!
     →(no)自分でやるべき?
       →(yes)特定の日付にやるべき?
         →(yes)カレンダーへ
         →(no)次にとるべき行動リストへ
     →自分でやるべき?  
      →(no)連絡待ちリスト
 
 次にとるべき行動は1つ?
  →(no)プロジェクトリストへ


行動を起こすべき?
(no)
・いつかやる
・ごみ箱
・資料

ああ~わかりづらいフロー図に
なってしまいましたが、
本書に記載してあるのは、
もっとわかりやすいです。

一番最初の、
「気になることすべてを1箇所に収集する。」
しかまだ実践していませんが、
(私はとにかくノートに書きまくる方法をとりました。)

書いていると、
「あっ!あれもやらなきゃ」
「あれもやっといたほうがいいな」
ということが芋づる式に出てきます。

書くときにとても役立ったのが、
本書のp.120にある
「「済んでいないこと」を思い出すためのトリガーリスト」。
こうしたフレームワークは、
自分の思い込みや、
思考の枠を広げてくれる
とてもありがたいツールです。

この「気になることをすべて頭の外に出す」作業は、
結構、時間がかかります。
数時間から2日ぐらい。

ですので、この本を読むのは、
年末年始は最適かと。

まだまだ実践途中ですが、
今はとりあえずここまで。
また経過報告したいと思います!


はじめてのGTD ストレスフリーの整理術/デビッド・アレン

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