今回は以前からレビューを書きたかった作品です。
もはや説明不要の名作「るろうに剣心」のOVA版です。
記事に一部ネタバレも含めますので嫌な方は見ないでください。
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この作品はTVアニメ版では描かれなかった人誅編をアレンジした作品で、監督独自の解釈で描かれています。
そのため、原作に忠実な作品が好きな方にとっては「駄作」「蛇足」などと言われます。
しかし個人的には解釈という物は十人十色だと思うので、こういう解釈もありか、と思います。
あと、この作品は本当の意味での「るろうに剣心」の完結だと思いますので、TVで映画番組等で放送して頂きたいです。
色々考えさせられる作品ですし、「人は人により思われる。それが好意であれ、悪意であれ。」という言葉を見つめるいい作品だと思います。
<以下ネタバレ注意>
さて、作品は全体的に薫の回想という形で進みます。
TV版で描かれなかった人誅編も回想という形で描かれます。
舞台は明治26年ですから、原作の最後である明治16年から10数年後という設定です。
剣心を含めた主要人物はそれぞれの人生を歩んでおり、検路(剣心と薫の息子)も登場します。
この作品は原作、アニメ版とは作画が大きく違います。
批評をされている方はここら辺が気に入らないんでしょう。
画は全体的に暗く、劇画タッチに近い印象で描かれています。
話としては全体的に暗い話ですし、アニメ版のまま描かれてもそれはそれで評価が分かれるのでしょうが・・
そして中心はやはり「剣心と薫」です。
もっと言うと「剣心と薫の愛」です。
剣心の愛し方、薫の愛し方。
それはやはり人生であり、その人の生き方です。
全体的に暗い印象の話の中に二人の愛はまぶしく映ります。
素晴らしい夫婦だと思うのですが私にはこんな生き方はできません。
やっぱり自分の為に生きるでしょうし、愛した人の為になんて気持ちがわかりません。
さて、先に「本当の意味での完結編」と書きました。
なぜか。
それは劇中で主人公である剣心の人生の終焉を迎えるからです。
あまりに悲劇的な人生であり、本当に苦難の人生だったと思います。
しかし、最後は愛した人の胸の中で「たたいま」を言えた。
これは剣心にとって本当の幸せに辿りついたと言えるのではないでしょうか。
さて、これをご覧のみなさんはどんな受け取り方をするでしょう。
ただただ涙した人、じっくり何かを考えたくなった人。
ぜひ何度も見返して下さい。
そして、涙し剣心と薫の人生を愛して下さい。
これらはかならずみなさんの人生に素晴らしい種を植えるでしょう。
この作品はそういう事を教えてくれていると思います。
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まったくもってだらだらと書いちゃいましたが、要するにぜひ見て頂きたい作品なんです。
ぜひ一度ご覧ください。
ではまた!あでゅ~
もはや説明不要の名作「るろうに剣心」のOVA版です。
記事に一部ネタバレも含めますので嫌な方は見ないでください。
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この作品はTVアニメ版では描かれなかった人誅編をアレンジした作品で、監督独自の解釈で描かれています。
そのため、原作に忠実な作品が好きな方にとっては「駄作」「蛇足」などと言われます。
しかし個人的には解釈という物は十人十色だと思うので、こういう解釈もありか、と思います。
あと、この作品は本当の意味での「るろうに剣心」の完結だと思いますので、TVで映画番組等で放送して頂きたいです。
色々考えさせられる作品ですし、「人は人により思われる。それが好意であれ、悪意であれ。」という言葉を見つめるいい作品だと思います。
<以下ネタバレ注意>
さて、作品は全体的に薫の回想という形で進みます。
TV版で描かれなかった人誅編も回想という形で描かれます。
舞台は明治26年ですから、原作の最後である明治16年から10数年後という設定です。
剣心を含めた主要人物はそれぞれの人生を歩んでおり、検路(剣心と薫の息子)も登場します。
この作品は原作、アニメ版とは作画が大きく違います。
批評をされている方はここら辺が気に入らないんでしょう。
画は全体的に暗く、劇画タッチに近い印象で描かれています。
話としては全体的に暗い話ですし、アニメ版のまま描かれてもそれはそれで評価が分かれるのでしょうが・・
そして中心はやはり「剣心と薫」です。
もっと言うと「剣心と薫の愛」です。
剣心の愛し方、薫の愛し方。
それはやはり人生であり、その人の生き方です。
全体的に暗い印象の話の中に二人の愛はまぶしく映ります。
素晴らしい夫婦だと思うのですが私にはこんな生き方はできません。
やっぱり自分の為に生きるでしょうし、愛した人の為になんて気持ちがわかりません。
さて、先に「本当の意味での完結編」と書きました。
なぜか。
それは劇中で主人公である剣心の人生の終焉を迎えるからです。
あまりに悲劇的な人生であり、本当に苦難の人生だったと思います。
しかし、最後は愛した人の胸の中で「たたいま」を言えた。
これは剣心にとって本当の幸せに辿りついたと言えるのではないでしょうか。
さて、これをご覧のみなさんはどんな受け取り方をするでしょう。
ただただ涙した人、じっくり何かを考えたくなった人。
ぜひ何度も見返して下さい。
そして、涙し剣心と薫の人生を愛して下さい。
これらはかならずみなさんの人生に素晴らしい種を植えるでしょう。
この作品はそういう事を教えてくれていると思います。
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まったくもってだらだらと書いちゃいましたが、要するにぜひ見て頂きたい作品なんです。
ぜひ一度ご覧ください。
ではまた!あでゅ~