「いけない」 道尾秀介4編の連作短編集で、ラスト1ページの"真相"をワタクシは見抜けませんでした。トリックがわかってスッキリするミステリではなく、気持ち悪さの残る…イヤミスというか伝奇っぽい、夏向きの一冊でしたわ。あー、しかしこの猛暑には到底かなわんわ。