■ご報告■

あれから月日が経過してしまいましたが、
2012年11月16日(金)~17日(土)
全日本民医連 第29回循環器懇話会 in とっとり が ホテルモナーク鳥取 にて開催されました。
そちらに、参加させていただきました。

島根県民医連として、当院循環器スタッフは、
 ・医師3名
 ・看護師2名
 ・薬剤師2名
 ・医師事務作業補助者1名  大所帯での参加となりました。

当日の様子などは、心の友・薬剤部のカモトさんが薬剤部ブログにて記事にしてくださいました!
(お疲れ様です!ありがとうございます!)

当院からも、医師 看護師 薬剤師 が演題発表を行いました。
私は、医師事務作業補助者として、
「ドクターズクラーク(医師事務作業補助者)による循環器業務の実際と評価」
という演題発表をさせていただきました。

そして、優秀演題賞という、大変名誉ある賞をいただくことが出来ました。
本当にありがとうございます。

松江生協病院からは、
看護師も重症チームの取り組みについて演題発表を行い優秀演題賞を受賞し、
今年度は2演題の受賞となりました。
昨年度(第28回循環器懇話会 in みやぎ)も、当院看護師が
「アブレーション中の看護」という演題で優秀演題賞を受賞している中、
2年連続で受賞したことは、本当に嬉しく思います。

今後も、当院の循環器診療の質の向上に、
職種を越えたチーム医療として取り組んでいけたらとても素敵なことだと思いました。

記入者:医師事務作業補助者
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■医師事務のひとりごと■

以下、今回の発表について個人的な感想です。

医師事務作業補助者(当院ではドクターズクラーク)というかっこいい(?)職種名はついていますが、
ひとりの事務員の発表ですので、オーディエンスはいらっしゃるのか、当日まで心配でした。

しかし、当日は本当にたくさんの医療スタッフ
(医師 看護師 薬剤師 放射線技師 臨床検査技師 臨床工学技士 事務員)の皆様が
聴きにきてくださいました。
その人数は、私にとっては想定外のことでしたので驚いてしまうと同時に、
医師事務作業補助者はまだ歴史の浅い新しい職種であるにも関わらず、
これだけ多くの医療スタッフから注目を浴びていることが誇らしくもあり、今後の励みとなりました。
他院で働いていらっしゃる医師事務作業補助者の方と交流が出来たことも、大きな収穫です!

演題発表を聴いてくださった医師の皆様からも、あたたかいお言葉をたくさんいただきました。
大変多くの医師から興味を持っていただけたようでした。
それは同時に、医師の多忙さ、書類作業の占める割合の多さも表しているのでしょう。

医師事務作業補助者が書類業務を補助することで、
医師は医師にしか出来ないことをしていただきたいですし、
それはひいては、看護師が看護業務に専念できることに繋がると思います。

医師事務作業補助者を導入していないところでは、
医師が「ちょっとお願い」と依頼した書類は、おそらく看護師やその他職種が処理をすることと思います。
しかし、そこに医師事務作業補助者が加わることで、
それぞれのスタッフが、本来の業務に専念していただける環境に近づけると思いました。

他の医療スタッフからしたら
「あなたは何をしている人なの?」という疑問も多く
「点数計算もしてくれないの?」という声も多い職種だと本当に思います。
まだまだ、全国的に「医師事務作業補助者」の知名度は低いですし、
その業務内容も確立していない医療機関も非常に多いと思われます。

皆様に正しい理解を周知しつつ、自らも医師の業務内容や医療について正しい理解をし、
今後も医師の事務作業の補助を行っていきたいです。