三点セットって??


国公省は三点セットだから、松江大橋川は拡幅工事を


必ず工事をしなければならないとしか説明して来なかったですが


そもそも三点セットとは何なのか?と言うことが言われています。


国公省の今までの説明では昭和47年に斐伊川全体で洪水があり


その為上流部に二つのダムを作り中流部に直接日本海に水を流す


放水路を作り、下流部で大橋川を拡幅し松江大橋と新大橋を架け替え


3.5メートルの堤防を作り川底も3.5メートルまで掘削すると言う


計画で、説明して来られました。


そして松江市の為に上流部の方は犠牲になったのだから大橋川も


何があっても拡幅しなければならない。


と言う説明でした。


また出雲市の市議会の方も松江市が拡幅しなければ放水路に


水を一滴も流さないと新聞でもいっていました。


しかし、斐伊川放水路の計画は昭和47年の洪水以前の戦前から


あった計画であり、松江市が頼んで出来た計画ではありません、


それに松江市とは違い出雲市の川は凄い天井川で土堤で弱く


いつ堤防が決壊してもおかしくないと言われています。もしも決壊すれば


家も人も流されて、死者も大量に出る川であり戦前から計画はあった


計画でした。


それを説明では松江市の為だけに上流の方は犠牲になったのだから


大橋川も必ず工事をしなければならないと言う説明をして来られました。


そして工事は三点セットとして昭和50年頃に決まった事なので、


どんな事があっても変える事はないと言うことをいって来られました。


自分もそう言うことかと思っていました、それでも、決まった事であっても


するべきではないと言ってきました。


 しかし、どうも、ここらでも、行政の嘘があったようです。


まず、根本的に既に決定した事業である様な説明でしたが、大橋川の


拡幅工事は決定した事業ではありません。


これもいかにも決まった事業のように説明してましたが、違います。


それと、三点セットだからしなければならないと行政は言って来ましたが


上流部、中流部、下流部の三点セットで決まっていた計画なので、


下流部の大橋川拡幅、橋の架け替え掘削、築堤はするんだ、と言って


来られましたが、昭和50年頃の計画の議会での議事録にも計画書


などにも、大橋川改修工事などは出てきません。


松江市の会計士の方のお話でも、そもそも今まで行政の言ってきた


三点セットと言うものはなく昭和50年頃に決まった斐伊川の治水計画


の予算の数字から見ても三点セットと言うのはおかしな、つじつまの


合わない嘘のようであります。


自分達も行政の嘘に騙されてきました。


正確には、予算を見てもダム工事と放水路工事はありますがその二点セット


があり、その他の小さな整備的に大橋川も整備すると言う付属的な工事だった


ようです。近年急にどうしてもやらなくてはならない


もののように言って来たようです。やはり数字は正直に教えてくれるそうです。


一体誰の為に昭和50年頃に決まっていた計画が変えられたのか?


何の得があって変えられたのか、最近のニュースを見ればすぐ分かり


ます。未だ日本はそう言う人達が堂々とやって行けてるのでしょう。


長々と書きましたが要点は、大橋川改修工事はまだ決定した事業では


ないと言う事。


三点セット、三点セットで決まった事だからしなければならない


と言うが、今行政が言う三点セットは昭和50年頃にあったものである


ように説明しているが昭和50年頃にはなく嘘の説明である事。


と言う事が言えると思います


そこでこれからは、治水も環境も松江市の中心部の経済も観光も


歴史・文化の残る景観も共に良くなる計画を考えて行くべきだと思います。