最幸なひととき。 | 松田一輝オフィシャルブログ「colorist」 Powered by Ameba

最幸なひととき。

妹が結婚しました。

兄弟は、自分が長男、弟、妹の三人です。



大学から僕が一人暮らしをして、その後上京したので、
子どもの頃の妹の記憶がほとんどで、妹が20歳をこえて東京に遊びに来た時に、あることですごく怒ってしまい、
妹が僕にずっと気を使っているのは感じていました。



それでも時間は過ぎて、いきなり結婚です。



家族の中で僕だけ、旦那になる人に会ったことがないまま、
身長190cmのいい男としか情報がないまま、
式場に向かいました。




式場の扉が開き、歩いてるその彼が妹の旦那になり、僕の弟になるわけで。
バージンロードを歩き終えた後、
「はじめまして。よろしくね」と握手を交わす。


とても肝の座った男で、安心して妹をお願いできました。





一次会、二次会とムービーカメラマンに徹しているわけですが、
自分の家族の出来事なのだと思うと、素晴らしい日を迎えていることが少しずつ自分の中に流れ込んできました。




父方の親戚、母方の親戚
子どもの頃、遊んでくれたお兄ちゃん、お姉ちゃんたちが一気に集合して、
十何年かぶりに会う人もいて、
いろんなことを思い出しました。



親戚の子どもたちが楽しそうにしている笑い声が、未来を感じさせてくれたり。。。




笑顔のたえない、いい式でした。







二次会に妹からのサプライズがあり、兄二人に手紙を読み上げるという。。。





目の前の花嫁姿の妹が、今までの胸のうちを伝えています。





「お兄ちゃん、今日の私はちゃんとかわいいですか?」



もちろんだ!!




いつの間に、こんなに成長したんだ、、、兄弟との記憶がフラッシュバックする。




やはり、どこかあの怒ってしまった日のことも引っかかっていたみたいだ。



子どもの頃みたいに三人で手を繋ぐのが夢だったみたいだ。



結婚式で、手を繋いで歩いた。


三人で抱き合った。




そのきっかけを、妹にもらった。
ありがとう。





大人になると、
照れだったり、余計なものが、
知らずしらずこびりつく。



怖いんだ。



自分を保ちたいんだ。




他人にどう見られるとか、
比べたりして、
頭で言い聞かせて、頭が大人ぶる。





大人と子どもという区別を年齢で分かりやすくしたのも、
誰か人間が作っただけの区切りで、
心はなーにも変わらないんじゃないかな。




頭が成長して、いろいろ覚えるけど、
心の真ん中は変わらない。
周りにいろいろこびりついてるだけ。






ホント、久しぶりにすごく奥のほうから、ゆっくり立ち上がるようにこみ上げた。






自分の中の、いつも水が流れている道ではない、
水が乾きかけてた道を、水が通ってこみ上げてきた感じ。








今回の帰省は、
また一つ、気づけた。
最幸でした。






幸せな家庭を築いていってほしい。
心底、願う!
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