有難いことにこれまで
色んな人に頼りにされ、色んな事を託されてきた。

そして、その度に''うまく''やろうとして、
''うまく''やれてきてしまった自分がそこにはいた。


けど、そんな想いとは裏腹にいつしかこんなことを思うようになっていた。



こんなもんか...。



何かを''うまく''行なえても、いつしか喜べない自分がそこにはいた。

周りからどんなに評価されても、心から嬉しいとは思えない自分がそこにはいた。


もちろん、何かを達成する為にやることを常にやってきた自負はある。

自分を高めるためだけに、これまで''時間''と''お金''をすべて費やしてきた。


それでも、''何か''が物足りない毎日。
その''何か''を追い求める為に、自分はこれまで走り続けてきたし、走り続けてこれたんだと思う。


しかし、走れば走るほど''何か''を見失っていく感覚も確かにあった。



その''何か''をずっと追い求め続けてきた結果、最近ある食事会でやっとその''何か''がわかったような気がした。


何を作っても、何を達成しても、
物足りないという感覚。


その感覚に気付けた翌日。
ある人にその感覚を言葉にならない言葉でぶつけたら、こんな返答が返ってきた。


「ずっと走り続ける忍耐力や何かを変えたいという熱い気持ちは、お前は誰よりも内面に持っていると思う。
そうじゃなかったら、ここまで毎日自分を追い込むこともできなかったはずだから。

けど、それが自分の外側に現れてないというのはまだ出会ってないからだよ。
もっと全身全霊で追いかけても達成できない''何か''に出会ったときに、それまでの悩んでた自分が嘘見たいに、全力でその困難を楽しめると思うよ。
そんで、そのときに始めてあの人も悩んだりする同じ人間なんだって周りに理解されると思うし、より高いレベルの人達とも出会いながら、その困難を乗り越える事になると思う。
だから、現状に満足する事なく、今は自分を高めることだけを考えて突っ走れよ。」


なんかモヤモヤしているものが晴れた気がした。
20代後半、30代で一気に勝負を仕掛ける時のために、一生何かを追い求め続けるために、
今は自分を高めることだけに集中しようと。

そして、その中で自分との会話はもちろん、
周りの人との会話を何よりも大事にしていきたいと思う。

その会話の中で、
''お前の本心はなんだ?どこにあるんだ?''と
自分に問いかけ続けていきたい。



今はまだ旅の途中。
いつか出会える大きな''困難''のために
今はもっと周りの人や自分と向き合っていきながら、自分を高め続けていきたい。