2010のシーズンも半分以上が過ぎてしまいましたが、


ここまでのファイターズを振り返ると開幕から3戦目で勝ったものの、


その後は武田久投手が3連続リリーフ失敗とやるべき人が仕事をできなくてスタートダッシュ失敗でした。


そして、そこからけが人が続出しリーグ最下位と悪夢の日々を過ごしていました。


私はこの時点で「交流戦で貯金を10くらいにしないと、今シーズンは厳しい・・・」と書きましたが、


結局、12勝11敗1分けの全体で6位でした。


ただし、その上の5球団は全てパ・リーグだったので、順位に変動がなかったことを考えると、


今シーズンの上位進出は、もはや絶望的だったのですが、


リーグ戦再開後にけが人が戻ってきたこともあって、


7カード連続勝ち越しをするなど、一気に4位まで浮上したところまで良かったです。


しかし、死球によるけが人が出てしまい、その中でチームのムードメーカーである森本選手の離脱は痛く、


そこから3カード連続負け越しと結局、一気に上まで這い上がることができませんでした。


ただ、このケガをしていた選手たちがオールスター戦明けから1軍に復帰する見込みらしいので、


その選手たちの活躍することと、若手選手(陽選手、中田選手)がどれだけやってくれるかでしょう。


問題は投手陣だと思います。先発投手陣が手薄なのと、抑え投手の武田久投手の不調です。


特に久投手なんですが、このまま使い続ける限り、厳しいのではないでしょうか?


これは梨田監督の采配次第なんですが、あまりにも久投手にこだわり続けているので、


見ているファンの方々は不安がると思います。


監督が今シーズンは久投手と心中する気でいるのであれば、それはそれで仕方ないのでしょうけど、


それで久投手が踏ん張れればいいと思いますが、その逆になったときの久投手の自信は完全になくなってしまうでしょう。


代わりの抑え投手が不在というのもあるのでしょうけど、いま一番安定しているのは宮西投手なので、考えないとならないのではないでしょうか?


残り50試合くらいなのですが、上位チームがもたついているので、勝利至上主義でいくべきだと思います。


それができなければ、今シーズンは諦めるしかないでしょう。