先日、東京国際フォーラムで開催された
世界料理サミット。
泣く子も黙る「エル・ブリ」のシェフやら
名だたるシェフがその腕を披露するという
それはそれはスゴイ会が行われたのですが、
(3日で8万円!学会より高い!!
  ・・・もちろんワタクシはいけませんっ!)
その中で興味深いセッションが。

世界“小”料理サミット

であります。
一般に「小料理」いえば、
日本発祥で女将がちょいちょいっと
美味しいお酒と気の利いた肴をだしてくれる
イナセなオミセという印象があります。

パネラーの皆さんがそのイメージを上手く表現
されているのですが、中でも小山伸二さんの
表現がとてもワタクシの胸にしみまして。。

小料理とは、、
「過食、飽食、工業化された食文化への
  アンチテーゼである。」
小料理は
食を愛するすべての人と連携できる。」

ということです。
うーーむ、深いっ!

そしてこの表現は、まさに自分が
飲食のオミセを持つにいたらしめた動機
そのものでありました。

ワタクシは飲食店に行くと、そこのオミセの
ホールスタッフ、あわよくば職人さん、シェフ、
ソムリエさんともたくさんお話をさせていただきます。

といいますのは、料理そのものの味、そしてそれに
マッチするオススメのお酒を知り、味わい、さらには
スタッフと話すことで料理、サービスに対する姿勢を
感じ取り、満足をしたいからです。

シェフやスタッフの顔が見えるのはとてもステキなことです。
かのエル・ブリのシェフ、エラン・アドリアも
バルセロナで小料理屋をはじめたそうです


3月よりカフェタイムもスタートし、
本格始動となりますLa GIARAであります。
小さなオミセながら腕の確かなシェフ、佐藤と
ソムリエ佐竹がしっかり、かつイナセなサービスを
させていただきます。これぞまさにイタリアの小料理屋、
Osteriaの精神であります!
(よくも悪くも、場所の都合もありまして、お客様、
 ソムリエ、シェフの距離は・・・なんと半径推定1.5m以内。。)

飽食、過食、工業化された食の時代。
小料理の精神をもって
食を愛し、おおいに楽しみましょう!
医者の時間、社長の時間。
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都営新宿線・馬喰横山駅A3出口より30秒。
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