人間が磨かれるとき
マトが20代だったころ
とある先輩営業マンから
「人間って、人間によってしか磨かれないんだよ」
と、言われました
そのときは意味がよくわかりませんでしたが
今は本当にそのとおりだと思います
企業、公共機関、病院、学校 ・・・・・・・・
世の中に組織と呼ばれるものがたくさんあります
どの組織に属しても、
気の合う人だけを自分の周りに並べ立てて
仕事ができるわけではありません
とりわけお給料をもらっている場合は
嫌な人と一緒に仕事(や行事)をこなすのは
しごく当然のこととされています
それを一つ一つ、こなしていくことによって
トラブルを回避するための力がついたり、忍耐力を養えたり)
自分をコントロールする力が身に付いたりするものだと思います
マトは社内の人間関係は良好ですが
取引先では厳しい人間関係を経験してきました。
目をおおいたくなるような
人間の悪意を見てしまうこともありました
そういうことに出会ってしまうと
とても苦しかったり、しんどかったりして、
世の中と自分自身のあいだをどういうふうにして折り合いをつければ良いのか
混乱したり、悩んだり、ときには、逃げ出してみたりもしました
でも、少しずつ少しずつ
「これが世の中なんだなぁ」
と、一つ一つ理解し始めました
今でも時々混乱するし、悩みます
しかし、どんなにしんどい思いをしても、
人間の光と影、人間の表と裏、
世の中のキレイなとこと汚いとこ・・・・・
両方を経験しておいたほうが良いのでは?と思うようになりました
恋愛に例えるとわかりやすいかもしれませんが、
自分の良いところだけしか見えてない人が言ってくる「好き」と、
自分の良いところも悪いところも全部ひっくるめて
それでもなおかつ「好き」と言ってくる人、
どちらの「好き」に深みがあるかというと、
断然、後者の「好き」だと思うんです
いつもいつも世の中のキレイなものしか見てない人は
ほんとにキレイなものは見えないと思います
世の中の汚いとこを見た経験があるからこそ
世の中のキレイなものが心にしみるんだと思います
「人間は、人間によってしか磨かれないんだよ」
また社会人になりたての新卒のころ、
先輩が投げかけた言葉です
その先輩は、だいぶ前に会社をやめてしまったので
今はどこで何をしているかはわかりません
でも、なんとなくあの言葉が心によみがえってきたので
ちょっと書いてみることにしました
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