今回は整数について書かせていただきます。
整数とは、
0,1,2,3,4,・・・
とマイナスの数
-1,-2,-3,-4,・・・
を合わせた数のことをいいます。
つまり
整数とは、
・・・,-3,-2,-1, 0, 1, 2, 3, 4,・・・
のことです。
小学校ではマイナスは習いませんので、
0,1,2,3,4,・・・
を扱います。
算数では、
偶数
2,4,6,8,・・・
奇数
1,3,5,7,9,・・・
や、それらの性質などを学びます。
そのとき、
知識として学ぶだけでなく、
数字をたしたり、ひいたり、かけたり、わったり、
規則性をみつけたりして、
数字に慣れ親しむことが大切だと私は思います。
たとえば、奇数のたし算を考えてみます。
とりあえず、奇数の1から9までのたし算についてみてみます。
1+3=4
1+3+5=9
1+3+5+7=16
1+3+5+7+9=25
どうですか?
何か規則性を感じませんか?
答えを並べると、
4,9,16,25
です。
どうでしょうか?
実は、
4=2×2
9=3×3
16=4×4
25=5×5
となっています。
この規則は、9より先もずっと成り立っています。
不思議ですね。
このように数の規則性や不思議さの感覚を養うことが
算数の教育では大切だと思います。
インドのラマヌジャンは、天才的な直観力で有名な数学者ですが、
ラマヌジャンは、
すべての数字は友達である
と言われているほど、数字に慣れ親しんでいました。
それくらい数字に慣れ親しんでいたこらこそ、
数学上の卓越した発見をいくつもできたのかなと私は思っています。
というわけで、
整数に慣れ親しむ
ということを子どもに心がけて欲しいと思います。
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