年齢域 | 西洋占星術&手相のMATARY ~「気づき」で幸運を引き寄せよう~

年齢域

占星術に、年齢域というものがあります。
生まれてから8歳くらいまでが月。
8歳から15歳くらいまでが水星です。

この期間は、自我を形成していく大切な時期。
ここでどのような影響を受けているのかおおまかに掴めます。

私の場合、月に対して冥王星と水星、ASCが90度。MCが180度です。
木星と金星が60度で入っており、冥王星や水星のキツさを和らげています。

冥王星が90度で入っているのは、変わった家庭環境や両親の過度な期待など
をあらわします。水星は教育に対する熱意。
私の幼少期は両親の過度な期待を背負うものでしたが、占星術を知って
得心がいったものです。

8歳から15歳、丁度思春期の時期ですが、ここは更に強烈で
冥王星ASCが180度、MC土星火星が90度です。ハードアスペクトしか
はいっておらず、過酷といっていい状態です。
ホロスコープがあらわす通り、この時期は思い出したくもない
過酷な時期でした。

私のホロスコープは、一目見てアダルトチルドレンだなと察しがつく
図になっており、負の連鎖というものの恐ろしさを感じます。
私の場合、幸いグランドクロスというキツい配置を持っていた為に、
上記の様な年齢域の配置を持っていても、もがいて出口を模索する
エネルギーがありました。その為何とか自分の居場所を見つけることが
出来ましたが、思い返してもよくここまで来られたなと思います。


占星術とは話がずれますが、改めて書いておきたいこと
があります。
以下の話は、子供を持つ身として自分に対する戒めでもあります。

親になると、子供に対し「あれをしてはいけない」「こうしないと
幸せになれない」と色々意見をいうことがあると思います。
その際、本当に子供の為なのか、もしくは自分が不安に
なりたくないだけなのか考えてみて頂きたいと思います。

教育とは、親の価値観を植え付けていく面がありますが、いずれ
子供は自分なりの価値観を持ち、選択をしていくようになります。
その選択が親の価値観と異なる場合、自分が不安になりたくない
という気持ちを少しでも認識出来るのなら、それは口にしない方が
良いでしょう。

「お前が心配だから」というその言葉、自分に対しての心配では
ないですか。

親という存在に対し提起したいと思います。