なんだか奥歯が痛いなぁと思って、久しぶりに大口を開けて口の中を見てみた
やってしまったっ
奥の歯茎から白い物が見えたのです…
ゾメタ、ランマーク…骨の薬の副作用に顎骨壊死があると言う説明は受けていたので、真っ先に「顎骨壊死」と言う言葉が頭をよぎった…
すぐにいつもの歯医者に予約を入れ、おそるおそる、歯医者に行くと…やはり顎骨壊死の兆候があると言われたのです。
すぐに、奥歯のはめ物を外してもらい様子を見ることに…
同時に口腔外科も受診し、今後の治療法を確認した…が…恐ろしいことに、顎骨壊死の治療法は現在存在しないそう
下手に歯茎を触ると、逆に広がり悪化するので、口腔内を清潔に保ち、これ以上広がらないように気をつけましょう…抜歯も出来ないそう。そこから壊死が広がるので。
その後は、ランマークの治療をしたその日から激しい炎症が始まり、出血…
本当に痛くて、食事もまともにできず、ブルーな年末年始を過ごしたのでした…
私は、元々、口腔内の状態が悪く、虫歯→治療を繰り返し、生きてきたので殆どの歯に銀歯など、かぶせがある状態。
ので、ガン治療開始の時から、歯の掃除のために2ヶ月ごとに歯医者に通っていたし、自分でも神経質に歯磨きを頑張っていたつもりでした…
顎骨壊死は、どんどん悪化…チラッとしか見えていなかった歯茎の骨の姿が広がり、とうとう歯がぐらぐらしてくると、ぐらぐらするたび歯茎が刺激され、強い痛みが走り…恐れていた現実…奥歯を1本失うことになったのでした…
普通なら、歯が抜けると、歯茎に穴があきます。
でも、だんだん歯茎の肉が穴を塞ぎこむはずなんですが、顎骨壊死になると穴はふさがらず、大きな穴があいたままになります。
食事のたびに、穴の中に食べ物が挟まり、口腔内を清潔に保つのが本当に難しかった…
それ以来、こわくて、ランマークの治療は中止。
しばらく様子を見ることにしたのです。
歯茎の炎症は治まってきましたが、顎骨壊死は広がるばかりで手前の歯茎がやられはじめていました。
ランマークを中止したおかげで、足の痛みが増し、外科の主治医はなんとかランマークを再開出来ないか？と治療のたびに提案されるのですが、受け入れることはできませんでした。
主治医に相談し、先生自体も色々調べてくれて、ゾメタの方が、顎骨壊死の副作用の出方が弱いと言うことがわかり、ゾメタの効果を得られるギリギリの間隔での治療をスタートすることになりました。
以来、本来4週間ごとの治療を12週間ごとに伸ばし、ゾメタの治療を受けています。
顎骨壊死は、広がり、今の所…3本の奥歯を失いました
今日は、またまた炎症していて、口が痛くて…食事が大変…えーん
抗生剤が出ましたが、早く効いてくれることを祈るのです…